この間自転車で転んで、膝を地面に強く打ち、大きなアザができました。トラウマ(衝撃)を受け、膝は数日間熱を持ち、大きく腫れ上がり、日数が経過するとともにアザの色はとてもカラフルにブルー→インディゴ→パープル→ワインレッド(現在の状態)と変化しながら次第に完治に向かっています。おかげさま(?)で、この膝の傷をきっかけに、心の傷とヒーリングについての思いがよぎりました。

当然のことですが、心の傷も肉体の治療と同様に、まずトラウマを受けてからの対応がとても大切。特に深い心の傷は、痛みを忘れるために心の奥底に埋めてしまいがち。またショックのあまり心が麻痺してしまうこともありえます。でもいくら忘れようとしても傷は癒されない限り心の中で痛み、膿みを出し続け、次第に精神面でいろんな問題を引き起します。

世の中には様々な心のヒーリングテクニック(レイキ、シータ、クリスタル、オーラ、チャクラヒーリンング等)がありますよね。私も鑑定の中で必要に応じてチャクラとレイキヒーリングを施させていただきます。これは弱っているチャクラ(エネルギーのツボ)を活性化させ、体内の“気”(宇宙の生命エネルギー)の流れを良くすることが目的です。しかし、どんなヒーリングテクニックであろうと、またセッションを何回受けられたとしても、結局のところ永久性のある真のヒーリングとは外部の力に頼るだけでなく、 自ら進んで内側からもたらすものです。根気、努力、 勇気を持って根底にある痛みの原因と立ち向う姿勢、 あと最も大切なことは「許す」気持ちを持つこと。自分を傷つけた憎い相手、そして最終的には自分自身を許すことができてこそ、本当の意味で心の傷が癒される方向に向かうのです。ヒーリングセッションがこれを促す手助けになれば素晴らしいことだと思います。

人はみんな肉体だけでなく神聖な光の存在で、宇宙を巡る生命エネルギーとつながっています。ご自身の持つヒーリングパワーに目覚めていかれますよう、心よりお祈りしております。