「こういうのはちょっと。やめてください!」
渡辺渚の悲痛な訴えを耳にした中居正広は一旦行為を止めた。渡辺渚が隙を見て衣類を着直すと中居はソファにどかっと腰を沈め、「これ、もうどうしてくれるの?」と言いながら短パンの上から触らせたのだった。
「ほら、こんなんなっちゃってるんだから!」
中居はそう言って服を脱ぎ、渡辺渚に再び襲いかかる。
渡辺渚が頑なに拒否するのもお構いなしに、衣類や下着を胸の上までまくりあげ、胸部に加えて、下半身を触り続けた。渡辺渚は抵抗するも、まくられた衣類が手錠のように両腕を拘束し、思うように身動きが取れない。恐怖と絶望に駆られた渡辺渚の頬には、止めどなく涙が伝った。
だが・・・。
中居は意に介さず、欲望の赴くままに行為を遂げたのだった。
「エッチ好きじゃないの?なんで泣いてるの?」
その日、中居に浴びせられた屈辱の言葉の数々は、渡辺渚の耳底に今でも澱のように留まっている。
通知書は、中居の一連の言動を「不同意性交等罪に該当しうる性暴力であり、不法行為」と指摘しているのだ。
さらに、つづく・・・