「中居正広様」と記されたA4用紙三枚の「通知書」。二三年十一月六日付の同書面には渡辺渚の代理人弁護士の名前が記され印鑑が押されている。それらを渡辺渚の仕事仲間だった番組スタッフが文春に持ち込んだのだ。

 

 とにかく、初めから二人だったのに、複数と思わせて自宅に誘い、断ると今後の仕事に悪影響が出ると考えた渡辺渚中居正広の自宅に行った。

 中居は缶ビールを飲みながら、SMAPの映像を見せ、「これ、俺が振り付けたんだ」とか言い、時間が経ち、終電前に帰宅しようとすると、目を見つめて、いきなりキスをしてきたのだ。

 渡辺渚は突然の出来事に恐怖し、顔を左右に動かし抵抗したが、中居は強烈な力で渡辺渚の顔を固定し、キスを続けた。中居が力を緩めた瞬間、渡辺渚は「何ですか!」と抗議し、身体を翻した。ところが中居は「可愛いなぁ」と呟きながら渡辺渚を再度押さえつけ、キスを繰り返す。

 そして、中居の行動は時間と共にエスカレートしていった。衣類を無理やり脱がそうとして失敗すると、下着を捲り上げ、渡辺渚の胸部に顔を埋めたのだ。「こういうのはちょっと。やめてください!」

 

つづく・・・