フジテレビが6月5日、中居正広の女性トラブルに関与した中嶋優一の処分を発表した。

 公表された文書には、同月2日付で4段階の降職1か月間の懲戒休職が明記されていたが、この処分内容がさらなる波紋を広げている。

 中嶋優一は《職務執行が困難になったため》との理由により、1月30日付で『人事局付』に異動していたが、今回改めて処分が下った形だ。

 今回の処分を決定した賞罰審査委員会が大きく問題視したのは、中嶋優一の「渡辺渚への二次加害となり得る不適切な行為」。

 まず中嶋優一中居正広の要望により、被害を受けた元フジテレビアナウンサー・渡辺渚に金品および見舞品を届けたこと。渡辺渚は、受け取り拒否した。さらに弁護士を紹介してほしいという中居正広の要望に応えるため、自社番組に出演している犬塚浩弁護士を紹介・調整したことだ。

 その他、ホテルの部屋で行なわれた会食において、中居正広から促されるままに番組出演者2名と女性社員2名を部屋に残したまま退出し、女性社員のうち1名がハラスメント行為を受けたこと。また、別の番組出演者石橋貴明との会食時、女性社員と出演者の2名を残して立ち去り、女性社員がハラスメント行為を受けたことなど、複数のハラスメント行為が処分理由とされた。

 中嶋優一は、次の次の社長とも言われていたが、『人事局付』では、仕事もなく、部下もなく、何の権限もない。いずれ、退社の方向に向かうのだろう。

 これで「ひと段落」だぜ!!!