将棋の藤井聡太二冠(18)は、12日に放送されたテレビ棋戦の第28期銀河戦決勝で、元竜王の糸谷哲郎八段(32)を破り、同棋戦最年少の18歳2カ月(対局日は10月15日)で優勝を飾った。タイトル戦以外の一般棋戦での優勝は朝日杯オープン戦2回、新人王戦1回を合わせて4回目。
また一つ栄冠を手にした高校生プロは「銀河戦の決勝は初めてで緊張感があったが、落ち着いて指せた。結果を出せてうれしく思っている。優勝を機により一層、精進していきたい」と話した。
これまで、銀河戦で最も若い優勝は2005年、渡辺明三冠(36)の21歳4カ月。早指し棋戦の銀河戦は、持ち時間各15分に考慮時間各10分がつく。藤井二冠は決勝トーナメント準々決勝で永瀬拓矢王座(28)、準決勝では前王位の木村一基九段(47)を破り、決勝に進んでいた。
藤井聡太二冠、今年のいい締めくくりをしたようだ!!!