広島への原爆投下から74年の「原爆の日」に「ピースナイター2019」として行われた試合で、AKB48の武藤十夢(24)が始球式を務めた。

 ユニホームの背中に「TOMU 48」。広島先発のアドゥワの背番号に合わせたわけではなく「(AKB)フォーティーエイトです」とのこと。この日のために製作したグラブには「武藤十夢」「気象予報士」「逆から読んでも武藤十夢」などと刺しゅう。直前に購入した「カルビープロ野球チップス」では広島・西川のカードが当たり「おー、引きがいいな」と勇気をもらった。

 そして緊張した面持ちでマウンドへ。ワインドアップから投げた球はDeNA・神里の背中方向にそれ、ツーバウンドで広島・会沢のミットに収まった。始球式どころかプロ野球観戦も人生初という武藤「緊張した〜」と火照った顔を仰いでいたという。