再び言う。事件当日まで、山口は、向かいの部屋を太野の部屋と思い込んでいた。
実行犯と太野は、協力して、太野の引っ越しを山口にバレないように何らかの工作をしていたはずだ!!
第三者委員会報告書７Ｐ上
この点については、甲も「そもそもあそこ、一部屋借りてて。」と述べており、当該マンションの部屋を以前から賃貸していたことを認めている（本件録音データ）。
デイリー新潮の“録音データ”に関する内部文書
甲：だから正直、それはBが直接渡したんじゃなくて、それは多分、1回返したんだと思うけど、それをその引き継ぎで、俺が、借りたというのか受け取ったのも。
山口：だからBから鍵もらったんでしょ？ じゃなかったら引っ越してもいないのに鍵もらえなくない？
事件後、山口に、向かいの部屋について問い詰められた甲は、すっきりしない曖昧な答え方をしているのに、別の機会では、誰に対する答えかわからないが、すっきりした答えをしている。甲が山口から問い詰められた時に、「そもそもあそこ、一部屋借りてて。」とすっきりした答えを言えない事情があったと考えるのが、普通だ。向かいの部屋の事情が、山口にバレたら、襲撃計画が実行できないので、太野の引っ越しは、山口に対しては、極秘だったのだ!!