女子テニスの世界ランク1位、シモナ・ハレプ(27、ルーマニア)は18日、年間成績上位8選手で争うWTAファイナル(21日開幕、シンガポール)を欠場することを明かした。
ハレプは16日、椎間板ヘルニアが完治していないことを自身のツイッターで発表し、その前日にはWTAファイナル出場についても懸念を示していた。
ハレプはツイッターで「大きな大会を棄権するのはいつだって難しい。人生で初めてだと思うし、タフな決断だった。しかし、私の健康にとっては、より良い判断」と語った。
なお、ハレプはすでに2年連続の年間世界ランク1位が確定している。また、ハレプの欠場により、世界ランク10位のキキ・ベルテンス(オランダ)の初出場が決まった。
WTAファイナルには、全米オープンで日本勢初の四大大会シングルス制覇を成し遂げた世界ランク4位の大坂なおみのほか、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、アンゲリク・ケルバー(ドイツ)、カロリナ・プリスコバ(チェコ)、エリナ・スビトリナ(ウクライナ)、ペトラ・クビトバ(チェコ)、スローン・スティーブンス(米国)、が出場する。