『君の膵臓を食べたい』は、よく揶揄されてしまいがちな“難病もの映画”ではない。ヒロインである山内桜良(浜辺美波)は、主人公の僕(北村匠海)の前でも、観客である私たちに対しても、冒頭から難病である告白をしておきながら、その素振りはなかなか見せてはくれない。現在の僕(小栗旬)が、図書室でかつての桜良の幻を見る。いきなり「クイズ!」と言い放ち、はしゃいで駆ける彼女を追いかけようとも、その笑顔はすり抜けていく。彼女の絶え間ない笑顔は、“難病を抱えたヒロイン”ということがあくまで設定でしかないことを物語っていた。
昨日、WOWOWで見た。浜辺美波、めっちゃ可愛いかった!!!




