AKB48大和田南那(17)18日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演に出演した。所属するチームAの劇場公演で、入山杏奈(21)らのほか、同期の市川愛美(17)達家真姫宝(15)らと最後のステージに立った。
 
大和田13年にデビューした15期生。14年にはテレビ東京系ドラマ「セーラーゾンビ」に主演に抜てきされ、ミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」ではヒロイン役を務めたほか、シングルの選抜にも3度、選ばれた。次世代の主力候補として期待されたメンバーの早すぎる卒業。ファンは精いっぱいの大歓声で大和田を送り出した。中村麻里子(23)が、序盤から「今世紀最大の『なーにゃ(大和田の愛称)』コール、行きますよ!」とあおると、場内は盛大なコールに包まれた。

 今後も芸能界を続ける。「卒業して女優を目指そうと思っているので。『セーラーゾンビ』のドラマのときは、本当に演技が嫌いだった。反抗期だったんですね。でも『AKB49』の舞台で、演技が楽しいと思うようになりました。これからも舞台やいろんなところで、演技をしていけたらなと思います。こんな私ですが、これからも応援をよろしくお願いします」。涙はなく、笑顔でのフィナーレに、ファンから「頑張れ〜」と声援と温かい拍手を送られていたという。