♪飛んで行け!飛んでみよう!――。NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」の主題歌で、AKB48が歌う「365日の紙飛行機」を“援歌”として口ずさむシニア世代が増えている。高視聴率を連発するドラマとの相乗効果で、中高年の女性を中心に浸透中。従来のファンだけでなく、世代を超えて「紙飛行機」が飛んでいる。
楽譜は先月16日の発売以降、店頭で品薄状態が続く。楽譜を出版するNHK出版によると、発売から1週間で増刷がかかった。それでも全国から注文が殺到し今月に入り、再び増刷した。担当者によると、売れ行きは「ハイペース」で「特にドラマファンの方など個人で購入されていく方が多い」と語った。都内のレコード店の関係者は「普段は問い合わせされない中高年の方から“紙飛行機のCDはどこ?”と聞かれることが多くなった」と反響の大きさを口にした。


