世界8位の錦織圭(25=日清食品)が、スーパープレーの応酬ながら惜敗した。
4大大会歴代最多17度の優勝を誇る同3位のフェデラー(34=スイス)に5-7、6-4、4-6の2時間10分で競り負けた。しかし、両者ともにハイレベルなプレーを展開。錦織は「負けはしたけど、久しぶりに楽しめた一戦だった。来年につながる終わり方だった」と話した。
8月下旬の全米初戦敗退から、今大会まで、思い通りのプレーがなかなかできなかった。しかし、この日は「(勝ちに)近かっただけに悔しい」と、プレーが戻ってきたことよりも、まずは悔しさが口を突いて出た。それこそが、誰もが待望していた錦織圭だった。
昨日の試合、負けたけど、よかった。やっと錦織圭らしい、試合が、見れたからだ!!!