AKB48を8月に卒業した女優、川栄李奈(20)が11日、東京都内の新国立劇場で、卒業後の初仕事となる初主演舞台「AZUMI 幕末編」(24日まで)の初日を迎えた。
小山ゆう原作の人気漫画の舞台化で、女刺客として育てられた主人公を演じる。おバカキャラを封印し、すごみのある演技を披露。「すごく風景が変わった。日々勉強しつつ頑張りたい」と充実の笑顔で語った。
見どころは劇中全体で350人が斬られるという殺陣で、2週間前には「もうやりたくない」と悲鳴を上げたが、この日は「気持ちいいですね」と絶好調だった。
演出家の岡村俊一氏は川栄について
「子役が持ってきた漢字ドリルはほとんど読めなかったけど、セリフの覚えの速さはとんでもない。総選挙では16位でも、演劇では日本一を取れる」と女優としての才能に太鼓判を押していたという。



