群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の針生裕美秀社長(55)が、逮捕された運転手河野化山容疑者(43)について、国土交通省関東運輸局の特別監査に対し、道路運送法で禁じている「日雇い」だったと話していたことが3日、分かった。事故のあった金沢発着便への乗務が初めてだったとも説明しているという。
 また、
河野容疑者が接見した弁護士に「出発前にバスの中で寝ていた」と話したことも判明した。
 群馬県警高速隊捜査本部は同日、河野容疑者を自動車運転過失致死傷容疑で送検した。勤務実態や事故前の走行状況の調べを進め、会社側が過労運転を容認した道交法違反の可能性も視野に捜査する。
 国交省によると、
針生社長は関東運輸局の特別監査に「人手が足りないときだけ依頼した」とし、河野容疑者の雇用形態は実質日雇いだったと説明。金沢市を発着するツアーへの乗務も「初めてだったと思う」と話したという。

河野化山容疑者は、元中国籍で日本語もままならないという。おまけに日雇いということで、おこるべくしておこった事故といえよう・・・