アイドルグループ「AKB48」の中心メンバー、前田敦子さん(20)が25日、さいたまスーパーアリーナ(さいたま市)での3夜連続公演「業務連絡。頼むぞ、片山部長!in さいたまスーパーアリーナ」最終日のステージで、AKB48を卒業すると発表した。卒業時期や今後の活動など、詳細は未定という。
前田さんはこの日、アンコールを終えた後、突然マイクを握り「14歳のとき、AKB48のオーディションを受けたのは、人生で初めての大きな決断でした。そして、きょうここで、2回目の大きな決断をさせてください」と切り出した。「私、前田敦子はAKB48を卒業します」と続けると、来場した約2万5000人のファンから悲鳴のような声が沸き起こった。
また、AKB48が目標としてきた東京ドーム公演が決まったことにふれ、「夢が叶ったと、とっても感動しました。でも、それとともにハタチの夢に向かって歩き出さなきゃいけないなと改めて思うことができました」と打ち明けたという。