9月に20年の歴史に幕を閉じるTBS系長寿ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の枠に新連続ドラマ枠が創設され、その第1弾の主演に俳優、市原隼人(24)が決まった。作品は市原扮する脱獄犯の逃亡劇「ランナウェイ~愛する君のために」(10月スタート、木曜後9・0)。国民的ホームドラマから一転、視聴者をハラハラドキドキさせる市原は「アドレナリンがあふれ出るのを感じる」と気合をみなぎらせている。
「ランナウェイ」は殺人罪で北九州の刑務所に入れられた主人公(市原)が仲間と脱獄し、数々の試練を乗り越えながら、危機に陥った娘がいる1000キロ先の東京を目指す物語。
市原の起用について、同番組の加藤章一プロデューサーは、「市原くんのピュアでまっすぐなイメージは、理不尽な運命に立ち向かっていく主人公の姿にピッタリ」と説明。09年の日本テレビ系「猿ロック」以来2年ぶりのドラマ出演となる市原は「作品に向け気持ちが高ぶり、アドレナリンがあふれ出ているのを自分で感じます」とコメントを寄せた。
劇中で次々と明らかになる謎、スピーディーな展開、危機を乗り越えながら成長する姿は米人気ドラマ「プリズン・ブレイク」を思い出させる。市原は「なにより結末を楽しみにしてほしい」と自信を見せ、初の父親役に「みなさんの印象にない市原の新境地を見いだしたい」と意気込んだ。
「プリズン・ブレイク」好きだったので、これは、楽しみだぜ!!!