東日本大震災で被災した宮城県石巻市で1週間にわたり大規模な炊き出しを続けている石原プロモーションの青空食堂を女優の上戸彩(25)が電撃訪問した。上戸が所属するのは、男くさい石原プロとは“真逆”の美形女優が揃ったオスカープロモーションだが、上戸は自ら志願して駆けつけたという。
上戸が日帰りで参加したのは炊き出し2日目の15日。くつ下や肌着など救援物資を持参、同プロの渡哲也社長(69)、舘ひろし(61)とともに、すっぴん&エプロン姿で焼きそば作りに励んだ。
途中、「あやちゃん!」と手を伸ばした小さな女の子を抱き上げた。
母、佐藤美香さん(36)に手を引かれ、炊き出しの最後尾に並んだ珠莉ちゃん(3)は、大震災で姉の愛梨ちゃん(6)を亡くした。幼稚園の下校途中、バスが横転し、火災で命を落とした姉を今も慕う幼子の事情を母から聞いた上戸は「元気出してね」とハグ。尊い命をギュッと抱きしめると、思わず涙があふれたという。
