東京電力は20日東日本大震災による福島第1原発の運転停止に伴う発電能力の低下を補うため、震災で止まった火力発電所の再開に加え、小規模火力の増強などを急ぐ方針を固めた。14日から実施してきた計画停電を「4月末までにいったん終わらせたい」(藤本孝副社長)としており、冷房需要で電力使用量が大きく伸びる夏場にも備える。
 
地震で運転が止まった東電の設備のうち、大井発電所(東京都品川区)は復旧し、東扇島発電所(川崎市)なども必要な作業を進めている。福島、茨城県内の火力の早期再開は難しい状況だが、老朽化で休止していた他の設備の再稼働や、電力卸事業者(IPP)からの調達も含め「4月末には需要を上回る供給量を確保できる」(藤本副社長)という。
 また同社は、夏に向けガスタービンを使った
火力発電所を新設する計画だ。小規模で土地を確保しやすく、短い工期で済むため、早期に内容を詰めて建設に着手したい考え。1基当たりの出力は10万世帯の電力を賄える30万キロワット前後で、夏場の供給不足を少しでも穴埋めすることを目指すという。

 今回の、地震・津波で、原発の信頼性は大きく揺らいでしまったので、今後、原発の新設は無理だろう。

なので、火力発電所復旧・増強は、いい考えだぜ!!!