昨年11月に歌舞伎俳優の市川海老蔵が暴行を受け重傷を負った事件で、傷害罪に問われた伊藤リオン被告の判決公判が14日、東京地裁で開かれ懲役1年4月(求刑懲役2年)の実刑判決が言い渡された。
これまでの公判で弁護側は、海老蔵が先に伊藤被告と一緒にいた元暴走族のリーダーに頭突きしたことに対する「過剰防衛だった」と主張。一方、検察側は「頭突きがあった根拠はない」と主張していた。
しかし、判決公判で板野裁判官は「過剰防衛と評価できるものではない」、「執拗かつ危険な犯行で、結果も重大」などと厳しい姿勢で、伊藤被告が過去に傷害罪で執行猶予付き判決を受けていることから「被害者が示談書を作成していることなどを考慮しても執行猶予は相当ではない」と量刑の理由を述べた。
やはり、この事件、執行猶予なしの実刑が相当だろうぜ!!