タレントの真鍋かをりが所属する芸能事務所「アヴィラ」(東京都港区)に、薬きょうとみられる金属片数個が送りつけられていたことが、捜査関係者への取材で分かった。真鍋とアヴィラは契約関係を巡って係争中で、警視庁高輪署はトラブルに関係した嫌がらせの疑いもあるとみている。
捜査関係者によると、金属片が送りつけられたのは先週で、同封の文書には「(真鍋さんを)困らせるな」という趣旨が書かれていたという。
アヴィラは08年3月設立。真鍋は09年12月、アヴィラの前身の事務所が脱税事件で査察(強制調査)を受けるなどして屈辱的な思いをしたとして、アヴィラなどに専属契約がないことの確認などを求めて東京地裁に提訴している。
アヴィラ側は毎日新聞の取材に「担当者が不在でコメントできない」としているという。