1970年の大阪万博のシンボル「太陽の塔」の作者として知られる芸術家、故岡本太郎さんの生涯が初めてドラマ化される。誕生日にあたる来年2月26日にスタートするNHK「TAROの塔」(土曜後9・00)で、「太陽の塔」制作秘話のほか、奇才をめぐる人間模様が描かれる。松尾スズキ(47)が岡本さんを、常盤貴子(38)が生涯のパートナーとして支えた故岡本敏子さんを演じる。
1980年代に「芸術は爆発だ!」と手を広げ、目をむいて叫んだCMで強烈なインパクトを残した岡本さん。当時の子どもたちにまでモノマネがはやり、世界的な芸術家でありながらお茶の間の人気者になった。
一方で前衛芸術の挑戦者として、既成の価値観との戦いを掲げ、奇抜で個性的な作品を作り続けて「日本のピカソ」とも評された。
「TAROの塔」では、多くの人を驚かせた異形のオブジェ「太陽の塔」ができるまでの日々のほか、そんな天才と周囲の人々との関わりもみどころだという。
大阪万博には行ったが、「太陽の塔」には、行かなかったな、残念・・・