甲府市国母4丁目の歩道で29日午後11時ごろ、「男性が乗用車と郵便ポストに挟まれている」と通行人から110番通報があった。
男性は韮崎市穂坂町長久保の会社員保坂勝也さん(49)で、甲府市内の病院に運ばれたが、胸を強く打ち、約1時間後に死亡した。
南甲府署によると、保坂さんが郵便ポストにはがきを入れようとして乗用車を止めたところ、何らかの原因で車が動き出したらしい。
手にはがきを持ったまま、はさまれていたという。
車は三菱自動車のワンボックスカー「デリカ」。
同署員は「車高が高い車なので、ちょうど胸部がドアに圧迫される形になったセダンのドアの高さならば、挟まって胸部が圧迫されることはなかっただろう」と話したという。
ギアを「D」に入れたまま、車を止め、サイドブレーキを引いて、ドアを開けて、車を降りたが、何らかの原因で、サイドブレーキがはずれ、車が動き出し、挟まれてしまったのだろうと考えられる。
こんなことで、死ぬなんて・・・