太陽系の惑星とは全く異なる公転軌道で、惑星系の形成過程を知る手掛かりになるという。
太陽系では、地球をはじめ8個の惑星すべてが太陽の自転と同じ反時計回りに公転しているが、太陽系以外では必ずしもこれが「常識」ではない可能性が指摘されていた。
国立天文台の成田憲保研究員らは、すばる望遠鏡を使い、はくちょう座の方向約1000光年先にある恒星HAT-P-7と、その周りを回る惑星HAT-P-7bを観測。
惑星が恒星の前を横切る際に生じる光の変化から、公転の方向を計算したところ、恒星の自転と惑星の公転の向きが逆である可能性が高いことが分かった。
逆回転の惑星があるとは、驚きだぜ!!