昨年9月のF1・シンガポールGPで不正を行った疑いで、21日に国際自動車連盟(FIA)の世界モータースポーツ評議会(パリ)に召喚されていたルノーは16日、容疑を認め、フラビオ・ブリアトーレ代表(59)=イタリア=が退団した。
有罪なら今季選手権から追放される可能性も伝えられており、世界不況による撤退報道も続出。
事件を機に撤退に追い込まれる可能性が浮上した。
FIAによる事情聴取に強気な姿勢を見せていたルノーが突如、白旗をあげた。
F1で最も有名なチーム代表として知られるブリアトーレ氏と、技術部門を統括するシモンズ氏(英国)が同時退団。
FIAからの処罰の内容にかかわらず、大黒柱を失ったチームの継続参戦は困難になった。
史上初の夜間開催となった昨年のシンガポールGPの決勝では、当時所属していたピケ(ブラジル)がクラッシュ。
同僚のアロンソ(スペイン)は絶好のタイミングでセーフティーカー(SC)が入ったことで優勝したが、8月にチームを解雇されたピケがFIAに事故は故意だったと密告したのだ。
正々堂々、戦えよ!!!!!