事故時に稼働していたボイラーの製造会社によると、07年、ホテルから「故障で動かなくなった」との連絡を受け、新型ボイラーと交換。
古いボイラーについてホテル側は「撤去する」としていた。実際、担当者が同年2月の試運転で訪れた際は撤去されていたという。
しかし、今年4月末、新型の修理のため再度訪れると、古いボイラーが使用され、2系統ある排気管の古い方につながれていたのを確認した。
今回、フタがしてあったのは、その古い排気管の先にある煙突だった。
この製造会社によると、排気口にフタをすることは通常あり得ず、ボイラー本体は多少の雨などは入っても問題のないように設計されている。
この会社は古い排気管の工事には携わっていないといい、担当者は「フタと聞いて驚いている。車のマフラーをふさぐようなもので極めて危ない」と指摘する。
山口秋芳プラザホテル、古いボイラーを使ったことも理解できないのに、おまけにフタとは・・・