栃木県足利市で1990年、当時4歳の女児が誘拐・殺害された「足利事件」で無期懲役が確定し受刑中だった菅家(すがや)利和さん(62)が4日午後3時50分、千葉刑務所から釈放された。
再審請求の即時抗告審で実施されたDNA鑑定について、東京高検が「無罪を言い渡すべき明らかな証拠に当たる」と判断、刑の執行停止を指示した。
最高裁の時に、弁護側で、DNAの再鑑定をし、別人だとわかっていたのに、最高裁はその事実を認めず、無期懲役の判決を下したのだ。
何と理不尽なことか。
菅家さんが、刑務所にいる間に、父親、母親が亡くなった。
最高裁、取り返しのつかないことをしたものだ。
菅家さんの無念、言葉であらわすことができない・・・