21日午後2時45分ごろ、埼玉県伊奈町小室のJR上越新幹線下り線の大宮-熊谷駅間で、走行中の東京発新潟行き「Maxとき367号」(8両編成)から乗客が転落し、緊急停止した。

 JR東日本の係員が停車位置の約2.7キロ手前の線路上で男性の遺体を発見した。

県警上尾署によると、非常用コックを操作してドアを開け、車内から飛び降りる男性の姿を乗客が目撃しており、自殺を図ったとみられる。

 加速中の新幹線は時速約200キロ出ていたが、乗客約370人にけがはなかった。

 JR上越、長野、東北新幹線が一時運転を見合わせ、23本が運休、48本が最大約2時間50分遅れ、約3万7500人に影響が出た。

 走行中の新幹線のドアが開いて乗客が転落する事故は、少なくとも過去5件発生しているという。

 どうやって、飛び降りたのかと思っていたら、非常用コックを操作したのか!!