今年の「天地人」で48作目となったNHKの「大河ドラマ」。
47年間の歴史を誇るが、初期作品の多くはかなりの話数が失われ、全滅のタイトルもある。
第12作「勝海舟」(74年)は全滅だ。
現在、大河ドラマで話数欠けがあるのは、47作中15作もある。
1980年の第18作「獅子の時代」以後は全話保存されているが、60~70年代の保存状態が悪い。
「欠落大河」が60~70年代に集中している理由は二つある、という。
一つは、収録用テープが高価で、放送後に重ね撮りして使い回しをしていたこと。
もう一つは、番組の保存という考え方自体が当時なかったことだ。
どんな理由であれ、あのNHKが、「大河ドラマ」を欠落させていたことに、驚くぜ!!!