ホンダが5日、F1からの撤退を発表した。
好成績を挙げていれば、結論も違ったかもしれない。
しかし2000年に始まった第3期F1活動は、9年間でわずか1勝という惨たんたる結果に終わった。
ホンダの撤退はF1全体にも影響を及ぼすだろう。
カナダ、フランス両GPが資金不足で来季開催不能となるなど、不況の影響は出始めている。
F1を統括する国際自動車連盟は、統一エンジンの導入などの経費削減策を打ち出したが、参戦メーカー側が「自社の技術を使えないなら意味がない」と反発し、先行きは不透明だ。
しかしホンダ以外の参戦メーカーも厳しい経営状況に変わりはない。
浮世離れした巨額マネーが飛び交っていたF1の世界も、今後は縮小路線を歩まざるを得ないだろう。
活動資金が年間約400億円以上かかるのだと。
今のままなら、「F1」自体の存続も、危うくなるだろう!!!