名古屋大学 山中佳子准教授の解析によると、地下の断層 は長さ120km、幅約40kmにわたる範囲で大きく動いたとみられ、1995年の阪神・淡路大震災 兵庫県南部地震 を招いた断層は長さ4050kmとみられることから、今回の断層は長さで2倍以上地震のエネルギー20に相当するとみられるという。

 また、筑波大学 八木勇治准教授らによると、長さ250kmにわたる断層が2段階にわけて動いたとする分析結果を出している。地表近くで最も大きくずれ、震源近くでは地表に約7mの段差が現れているとみられ、地震の破壊力阪神大震災30にもなるという。断層の中に「特にずれが大きい場所が2か所ある」としている。


http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt234/20080514AS1G1303F14052008.html