1部開始5分前ぐらいに、私は、ベンチに座り、眼鏡のレンズを磨いていた。

 すると、突然、可愛い女性の声がした(!!)

 「山ちゃんが、眼鏡磨いてる!!」この声の主は、おりりんだ。

 声のした方を向いたが、眼鏡をかけてないので、二人の女性がいることはわかったが、表情がわからない。

 私は、「見えないよ!」と言った。

 しばらくして、レンズを磨き終わった私は、ベンチを立ち上がり、おりりんの横に立った。

 おりりんの方を見ると、その隣りの女性が、私を優しい眼差しで見つめていた。

 視線を感じた私は、その眼差しに自分の視線を合わせた。

 「何だ、可愛いじゃないか!! (!!)」と思った。

 というのは、撮影会を予約する時、写真を見たが、可愛いという印象を持たなかったからだ。

 実際に、会ってみると、数段可愛い、というのは、よくある話だ。

 「何だ、可愛いじゃないか!! (!!)」これが、私の森ともみちゃんに対する第一印象だった。(-_)キラリ