大学で教職の講義を受けつつ、家に帰ってから、本を読んだ。
自分の体験は、いったいなんだったのか、世界の4大聖人と同じものだったのか、自分と同じ20代で体験した人は、いるのか、歴史上、こういう体験をした人は、どのくらいいるのか、こうした、疑問を解決すべく、本を読んだ。
先ず、カール・グスタフ・ユングの本を読んだ。ユングはジークムント・フロイトと同じように考えられているが、ユングの方が、人間理解が深い。体験していない人から見ると、二人は、単なる理論上の違いだけとしか思えないのかもしれないが、体験した私にとって、ユングの心理学は、とってもわかりやすく、苦悩の克服の大いなる助けとなった。
もし、ユング心理学がなかったとしたら、私は、精神的な病を克服することが出来なかっただろう。