私は、self-realization, self-actualization,(自己実現)で、いろいろ論文を探した。
もちろん、英語で書かれた論文だ。
アルダーファーという人の論文が目に止まった。
彼は、欲求は、階層ではなく、常に、同時にある、と主張していた。
そして、その実験結果を論文に載せていたのだ。
私と、同じ考えだった。
基本的欲求、社会的欲求、自己実現の欲求、がいつもある、というのだ。
たとえば、こうだ、と思う。
お腹が空けば、食べたいと思うだろう。(基本的欲求) 友人と一緒にランチしたら、基本的欲求と社会的欲求を同時に満たすことが出来る。私は、このように考え、欲求はアルダーファーの言うように、階層になってないと思った。
私の目的は、マスローの欲求階層説を否定することにあるのではなく、自己実現とは何か?どうすれば自己実現できるか?にあった。
先を急ぐので、この時期かなり入れ込んでいたマスローの欲求階層説をスルーした。
マスローの欲求階層説