褒め方NG3つ&自己肯定感の育つ褒め方 | 元保育士&延べ37500枚の描画活動を指導した「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む描画活動」の著者の幸せな日々

元保育士&延べ37500枚の描画活動を指導した「絵を聴く保育〜自己肯定感を育む描画活動」の著者の幸せな日々

今、コロナ禍で保育を取り巻く環境が最悪!

娘のような子育てママ保育士たちに、元氣でいて欲しい❣️簡単で効果絶大の子どもの絵を通して発達や思いを見極めて、豊かな遊びや生活の環境を整える方法をお伝えします。

  絵を聴くブログへ
ようこそ❣️

見に来ていただき

ありがとうございます

感謝しています音譜


先日久しぶりに

飲み会に誘ってもらいました✨


串焼きのおいしいお店でした

飲み会のメンバーは私を入れて3人

会社の事務をされている女性

最近2代目社長さんになった男性

お2人とも40代です


だいぶお酒が入ってくると

パートナーから認められてない

上司や部下からも評価されない

こんなに頑張っているのに!

という話が出てきました。


『いやいや2人ともすごいです!』と私

このコロナ渦の中で

仕事も順調なのです

言葉にして信頼している人に

褒められたいのですね

『承認欲求が強いんだよ!』

言ってました



その時、閃いた言葉

しあわせは

自分の心が決める



人から見てしあわせそうは

その人のしあわせではなく

どんなに仕事がなくても

お金がなくても

しあわせな人はいる


精一杯やっている自分を

心からすごい!
自分はできる!
これで十分!

と思えるには

自己肯定感が必要


この気持ちの基礎は

乳幼児期に

もっともつきやすいのです







ノーベル賞経済学者

ジェームズ・ヘックマン教授は




「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」



といっています



絵を見ると聴いてみると

子どもの心と身体の成長が

記録され、理解できます


しかし

絵の描き方、形のまねだけを

教えてもダメなのです


子どもの生活と遊び

仲間関係などの

環境を整えることが

最も重要なことです





大人になっても褒められたい!




日本は

自分をダメだと思っている

自己肯定感の低い若者

80.8%

なんです


大人は子どもたちと一緒に

自分はできる!と

成長していきたいですよね



・絵は、発達と思いを伝える表現手段
・大人に贈るメッセージ&育児のヒント
・人と人とを結ぶコミュニケーション手段

絵を通して自己肯定感を育ててきた保育士として33年の経験と、4人の子どもと孫の育児の経験をもとに幸せな日々を伝えます



子どもでも大人になっても

言葉で伝えること

褒めることは大切です


講演で伝えていることなのですが




褒め方NG❌3つ



1.他の人と比較して褒める

 子どもの頃、100点を取って父に言うと、『みんな100点だったんじゃないか?何人100点がいたのか?』と言われたことがありました。『3人いた』と伝えると、『1人ではないんだな』と言われ、1人だけ100点なら褒めてもらえたのかな?と、思ったことを今でも覚えています。

 40年以上前のことなのに、しつこいですね。

 何気ない一言でしたが、自分の子どもが私に自分の頑張ったことを伝えた時は、無条件に褒めようと、心に決めていました。伝えるからには、共感して欲しい気持ちがあり、受け止め欲しいのです。

 また、姉妹で比較され、妹は出来るのに、あなたはどうして出来ないのか?と言われるのは、嫌でした。だから、出来のいい妹のことは大嫌いで.ほんの3年前、『お利口さんで出来のいい子しか愛されない家庭だったよね』と妹がふと言いました。

 えっ?妹もそう思ってたんだ!と思うと妹のことが急に愛おしく感じました。

 両親には、2人とも感謝しています。何一つ不自由なく育ててもらいましたが、完璧な親もいないし、両親を選んで生まれてきているのですから、今の幸せがあるのもすべて神様のおはからいなのです。

 親子関係で比較して褒める以外でも、保育の場や職場、夫婦間でも、褒める時は、比較しないことを気をつけて、条件をつけたり、褒めた後でけなすことを言うのはやめると、褒める気持ちがストレートに伝わると思います。



2.努力を褒めずに能力を褒める

 あなたって天才!なにやってもできるね!と褒めていると、出来なかった時に素直に失敗を認められずに、出来たと言ってしまうことになるそうです。

私は、『あなたは、何でも出来ると思っていたのに、こんなことが出来ないなんて!』こう言われることが、ありました。確かに、期待されることは嬉しいけど、能力を褒めていると、こういう言葉につながりますよね。



 孫がトイレトレーニング中です。
 パンツをたくさんプレゼントしたのですが、よく漏らします。

 漏らした後、『シーでた』と教えます。

 お漏らししたことを、叱るのは全く効果なし!

『シーでたと、教えてくれてありがとう。また教えてね』と言います。でたあと、おまるに座ると、残りが出ます。『おまるにして、えらいね、ももは嬉しい、かあさんも喜ぶよ』と褒めます。



かあさんに、お漏らししたところを拭く雑巾はあるのか?消毒液を吹きかける容器を持っているか?と、お世話をするあおむしくんです。

 出る前の感覚がわからないだけなのが、わかります。もうすぐそれも、わかるようになります。


  『おしっこを漏らした所を拭くことがわかっているなら、出る前におまるにしてよね!』なんて理屈を言っても、逆効果です。

 どんな天才でも、お漏らしして伝えて、トイレで出来るようになっていくのです。おしっこをしても知らん顔して遊んだり、便が出ても伝えられない子どもがいました。失敗した時こそ、伝えてくれたことを褒めたり、慰めたり、方法を教えることが大切だと思うのです。


3.言うことをきかせるために褒める

 お手伝いをしてもらった時など、気をつけたいですね。褒めてもらいたいからするとなると、褒められないとしないということにもなりかねません。都合よく、子どもでも利用しようと褒めると下心が伝わります。

 そんな時は、よく言うことを聞いてくれるからあなたはいい子!ではなく、『あなたのお陰でお母さんは助かったわ。ありがとう』『後で一緒に絵本読める時間が出来たね』など、子どもが役に立って感謝していることを伝えたり、子どもにとって利益になることすることがいいと思います。



✨褒めることで育つ
自己肯定感✨

 では、どういう褒め方がいいのかな?

 NGの逆をすればいいということでもありますが、コツの一つに主語を『私』『私達』にして褒めるというのがあります。

コミュニケーションの手法のひとつですが、
IメッセージとWEメッセージが効果的なのです。

 例えば『あなたは何でもできるよね』と言うと、
主語は、『あなた』になっている言い方ですね。
 これは、youメッセージです


すると
『そうでもないです。うっかりミスもします』と相手から否定されることがあります

一方、『私』が主語になると、否定せず喜んでもらえます。(Iメッセージ)
『あなたがなんでも出来るから、私はとても助かっています』
すると、もっと助けてもらえるかも知れません。

 もっと効果的なのが、WEメッセージ

 『あなたがお友達の自転車の練習を助けてくれるから、もも先生もお友達も他の先生達も、お母さんやお父さんたちも喜んでるよ』と、主語を『私達』にすると、もっともっと、嬉しいようです。


 その褒められることがひとつひとつ自信となり、自己肯定感が育ちます。

 お絵描きの場合でも同じことが言えます。

 保育士時代、ステキな絵が描けた時には、
 保護者の方が、お迎えに来た時、
 絵を持って飛んで行って褒めていました。



この絵は、トンビのリズムをしている所です。



あいちゃんは、この日すごくスピード感のある羽根を広げたトンビが出来て、終わりの会にたくさんの友達や先生に褒められました。

 その日に描いた絵は、たくさんの友達を根気よく描いて、手を羽根のように広げているのが描けていると、具体的に私は褒めました。そして、玄関の一番よく見えるところに飾らせてもらいました。
さらに、

 あいちゃんの前で、お母さんに思いっきり褒めました。
あいちゃんは、なんとも言えない嬉しい表情をして、周りにいた他の職員もまた、褒めてくれ、お母さんは、『帰ってお父さんにも、言って喜んでもらいます』と嬉しそうにあいちゃんをハグして帰っていきました。

 あいちゃんは、おとなしくて優しい子でした。その良さをいっぱい発揮して、それからは絵を描くことも大好きになり、小さな子どもたちの世話を良くしてとても好かれました。クラスの困り事をいつも支えてくれました。11月の絵はこちら👇



👆お店やさんごっこの絵 大繁盛です!

 お店やさんごっこでは、お店のリーダーさんになって、働いてくれました。



 子どもの前で、子どもの頑張りを親に伝える、褒めることは、すごく効果があることです。親の疲れも吹っ飛んで、保育士に対しての信頼感も増すように感じます。

✨子どもは名言を伝える✨

 子どもたちと会話していると、たくさんの名言に出会うことがあります。


 自転車に乗ることが出来るようになった日、
りさちゃんは、
 『もも先生、自転車乗れたから、もう明日も明後日も、乗れるようになったがやね。りさ嬉しい!』と言いました。4歳児クラスのりさちゃんは、発達した力はなくならないと言うことを言葉にしてくれました。

 また、竹馬を必死で練習して乗ることが出来たかほちゃんは、友達に乗ることを教え、応援していました。その友達が乗れるようになると、

 『もも先生、乗れることもめっちゃ嬉しいけど、喜んでくれる先生や友達がいたことがもっと嬉しい。教えた友達が乗れるようになったことが
もっと、もっと嬉しい照れ』と言いました。

 オリンピックの金メダリストが指導した選手が、金メダルを取った時、自分がとった時より嬉しいと言っていたのを知りました。5歳児クラスのかほちゃん恐るべし!です。

 応援が力になるとか、祈りがパワーになるということを信じられるのも、子どもたちから頂いたギフトなのだと思うことがあります。


 






サービス内容✴️

1 絵を聴くzoomレッスン  
 (子どもの絵の聴き方講座) 

右矢印親子で一緒にお絵描きを楽しみます。子どもさんは複数でも可能。大人が『絵を聴く』を、体験して子どもと共に育つコース

2 絵を聴く人養成zoom講座
 (インストラクター養成講座)

右矢印子どもの発達と描画活動を基礎から学びます。自分の子どものみならず、子育てサークル、カウンセリング、コーチングにも活かせる内容のコース

3 出張講演・講座・研修(zoom講座)

右矢印ホームページにてご確認お問い合わせ下さい


【通常価格】1時間zoom講座

   1ヶ月3回 10,000

                     1      4,000

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