HOLA!
こんにちは♪
皆様の生活に彩りをそえて、笑顔を増やしたいアルテサニア・マヤのmayaです
GWおわりましたね。
どこかへお出かけされたのでしょうか?
わが家は特に何かをしたわけではなく、、
昨日、洗濯機を大分解、洗浄をし、新品同様にしました~
先日、コロンビア人作家ガブリエル・ガルシア・マルケス氏が亡くなりましたね。。。
ノーベル文学賞を受賞していて、ラテンアメリカ文学といえば、彼の著書「百年の孤独」といわれるほどの作家です。
そして
先日、イギリスの一般紙「テレグラフ」に「ラテンアメリカ文学ベスト10」という記事がでていました。
ラテンアメリカ関連の書籍をコレクションするのが趣味の私には(全部読めてないけど)、とーっても興味深い記事でした
こちらに紹介しますネ
『都会と犬ども』1963年
マリオ・バルガス・リョサ
首都リマの士官学校を舞台に、ペルー各地から入学してきた白人、黒人、混血児、都会っ子、山育ち、人種も階層もさまざまな一群の少年たち=犬っころどもの抵抗と挫折を重層的に描き、残酷で偽善的な現代社会の堕落と腐敗を圧倒的な筆力で告発する。 【Amazonより】
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バルガス・リョサ!!!
読まなくちゃいけない一冊なんだろうな~と思いつつ、難解なラテンアメリカ文学に尻込みしている一冊です
大学の授業で違う作品を読んだように思います。
『石蹴り遊び』1963年
フリオ・コルタサール
ブエノスアイレス出身で作家志望のオリベイラは、酒にジャズに酔い、いつ果てるとも知れない芸術談義に耽るボヘミアン。 そんな彼の前に現れたウルグアイ出身の小児を抱えた娼婦ルシア(ラ・マーガ)。
二人の愛の生活が始まる。 ある日忽然と姿を消したルシアを探し求めパリの街をさまようオリベイラ。
『ユリシーズ』の実験的技法で描くアルゼンチン作家の傑作長編。【Amazonより】
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- 石蹴り遊び〈下〉 (集英社文庫)/集英社
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とっても有名ですよね。。。
読めていません
『百年の孤独』1967年
ガブリエル・ガルシア・マルケス
蜃気楼の村マコンド。
その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら…。20世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。
【Amazonより】
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最後まで読めていません。。。
最初の文言だけはなぜか今でも覚えている。
「アウレリリャーノブエンディーア大佐は銃殺台の前にたったとき、、、、、」
同じ名前の人がたくさん出てくるので、家系図は手放せません
訳者によっても随分読みやすさが違うらしいので、私もまた挑戦してみたい傑作です
『権力と栄光』1940年
グレアム・グリーン
戒律を冒した神父はそれでも神聖なのか?酒を手放せず、農家の女と関係を持ち私生児までもうけてしまう通称「ウィスキー坊主」は、教会を悪と信じる警部の執拗な追跡を受け、道なき道を行く必死の逃亡を続けていた。だが、逮捕を焦る警部が、なじみの神父を匿う信心深い村人を見せしめに射殺し始めた時、神父は大きな決断を迫られる―共産主義革命の嵐が吹き荒れる灼熱の1930年代メキシコを舞台にした巨匠の最高傑作。【Amazonより】
- 権力と栄光 グレアムグリーンセレクション ハヤカワepi文庫/早川書房
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知らなかった。。。
カトリック教会の神父さんの話しというと、なんだかいろいろありそうだな。。。なんて思ってしまうのですが、、、
メキシコが舞台だなんて、読まなくては
『モーターサイクル・ダイアリーズ』1993年出版
エルネスト・チェ・ゲバラ
二十三歳の医学生エルネストは、親友アルベルトと共に中古のバイクに乗って南米大陸縦断の旅に出る。金も泊まるあてもなく、喘ぐバイクでアンデスを超え、船倉に隠れて密航し、いかだでアマゾン川を下る。様々な出会いと別れ、そして初めて目にする過酷な現実。この旅の記憶が、エルネストの運命を変えた―。青年ゲバラが綴った真実の記録。【Amazonより】
- モーターサイクル・ダイアリーズ (角川文庫)/角川書店
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こちらは映画が大好きです
本ももちろん持っています。
あのラテンアメリカの風景を見ながら、
ゲバラたちがどんな青春を送ったのか、
どう革命にいたったのか、
みえてくるようなそんな旅がここにあります。
『孤独の迷宮』1950年
オクタビオ・パス
メキシコとは何か。
その特異な国民性の根源と本質を解き明かし,未来を模索し彷徨するメキシコ人の迷宮は全人類に共通すると説く詩人パスの鋭く現代に迫る文明論。【法政大学出版局より】
- 孤独の迷宮―メキシコの文化と歴史 (叢書・ウニベルシタス)/法政大学出版局
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持っていはいるけれど、読めていない
メキシコ人の陰陽を読めるようです。
『精霊たちの家』
イサベル・アジェンデ
不思議な予知能力をもつ美少女クラーラは、緑の髪をなびかせ人魚のように美しい姉ローサが毒殺され、その屍が密かに解剖されるのを目の当たりにしてから誰とも口をきかなくなる。
9年の沈黙の後、クラーラは姉の婚約者と結婚。
精霊たちが見守る館で始まった一族の物語は、やがて、身分ちがいの恋に引き裂かれるクラーラの娘ブランカ、恐怖政治下に生きる孫娘アルバへと引き継がれていく。アルバが血にまみれた不幸な時代を生きのびられたのは、祖母クラーラが残したノートのおかげだった―幻想と現実の間を自在に行き来しながら圧倒的な語りの力で紡がれ、ガルシア=マルケス『百年の孤独』と並び称されるラテンアメリカ文学の傑作。
軍事クーデターによって暗殺されたアジェンデ大統領の姪が、軍政下で迫害にあいながらも、祖国への愛と共感をこめて描き上げた衝撃のデビュー作。【Amazonより】
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友人オススメのイサベル・アジェンデ。
原書もけっこう読みやすいそうです。
読んでみなくちゃ!!
チリのアジェンデ大統領の姪なんですね
『アルケミスト』1988年
パウロ・コエーリョ
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。
欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。【Amazonより】
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大好きなブラジル人作家パウロ・コエーリョ。
難解なラテンアメリカ文学の中で、とっても読みやすい作品が多い
私もけっこう持っています。
ちょっと心の世界にも触れていて、彼の言葉が大好き
facebookでもたくさんの言葉を発信しています。
(スペイン語・ポルトガル語・英語)
ショップでも彼の言葉入り手帳が毎年大人気です
『野生の探偵たち』1998年
ロベルト・ボラーニョ
1975年の大晦日、二人の若い詩人アルトゥーロ・ベラーノとウリセス・リマは、1920年代に実在したとされる謎の女流詩人セサレア・ティナヘーロの足跡をたどって、メキシコ北部の砂漠に旅立つ。出発までのいきさつを物語るのは、二人が率いる前衛詩人グループに加わったある少年の日記。そしてその旅の行方を知る手がかりとなるのは、総勢五十三名に及ぶさまざまな人物へのインタビューである。彼らは一体どこへ向かい、何を目にすることになったのか。
【Amazonより】
- 野生の探偵たち〈上〉 (エクス・リブリス)/白水社
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- 野生の探偵たち〈下〉 (エクス・リブリス)/白水社
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こちらの作家さん、全く知らなかった私
読んでみたい一冊です。
『赤い薔薇ソースの伝説』1989年
ラウラ・エスキベル
台所で生み落とされ、台所の匂いに包まれて成長した美しい娘ティタ。
台所は彼女の聖域。
伝統の鎖から解放される唯一の場所だった…。
革命の嵐が吹き荒れるメキシコの農場を舞台に、不思議な力に守られながら、禁じられた愛に身をこがす女の数奇な運命を描く。
【Amazonより】
- 赤い薔薇ソースの伝説/世界文化社
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画像がないけれど、こちらの作品は映画で有名になりましたよねー!
こちらの画像見たことある方もいるのでは?
いまだ、映画も本も読んだことがないのだけれど、美しい話しなんだそうですね
wikiにもありました→コチラ
解説文を読んでみると、興味をそそられる内容です。
メキシコの農場が舞台!私好みです
最初は映画から見てみようかな!
『大統領閣下』1946年
ミゲル・アンヘル・アストゥーリアス
- 大統領閣下 (ラテンアメリカの文学 (2))/集英社
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グアテマラ人作家。
こちらは説明文が載っていなかったのだけれど、ラテンアメリカにありがちな独裁者の話しのようです。
ノーベル文学賞を受賞しています。
こちらの本の表紙はグアテマラのサン・マテオ・イシュタタンという地方の衣装です。
ぱっと目をひくグアテマラでもちょっと珍しいタイプの衣装
【番外編】
『ペドロ・パラモ』1955年
ファン・ルルフォ
ペドロ・パラモという名の、顔も知らぬ父親を探して「おれ」はコマラに辿りつく。
しかしそこは、ひそかなささめきに包まれた死者ばかりの町だった…。生者と死者が混交し、現在と過去が交錯する前衛的な手法によって、紛れもないメキシコの現実を描出し、ラテンアメリカ文学ブームの先駆けとなった古典的名作。【Amazonより】
- ペドロ・パラモ (岩波文庫)/岩波書店
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大好きな一冊
現実と空想が入り交じっているような、不思議な話。
読んでいると、その風景が見えてくる感じがします。
知らなかった作家もいましたが、やはり有名大作揃い
自分がいかに読んでないかがよーーくわかりました
難解なラテンアメリカ文学!といわれるけれど、読み始めると、ぐぐぐーーーっと引き込まれてしまう魔法があるのも事実
コレクションばかりせずに、そろそろ読んでみようかな?と思います
昔は読みづらかったものも、今なら読めるかもしれないし!?
やはり「百年の孤独」から
その著者ガルシア・マルケスの言葉で大好きな言葉があります。
La vida no es la que uno vivió,
sino la que uno recuerda y cómo la recuerda para contarla.
(Gabriel García Márquez)
「人生とは、ただ生きたということではなく
その人が、いかに生きたかを誰かに話すように思い出せるかが人生である」
変な訳ですけど、この言葉が大好きなんです
どんなふうに生きたかを後々話して聞かせてあげれるような、そんな人生を歩めたらいいなぁと思います。
特別なことはしなくても
毎日幸せを感じ、
いつわることなく、ありのままの自分で
ただ明るくて楽しそうなラテンの世界とは違う、ちょっと影のある趣のあるラテンの世界がこの文学たちにはあると思います。
みなさまも是非ラテンアメリカ文学を読んでみてはいかがでしょうか?
オススメも教えてください