こんばんは!

今日は風が強かったですね

娘と公園に行ったものの、あまりの強風に人っ子一人おらず、、、すごすごと帰ってきました

すっかり日にちが経ってしまいましたが

東京家政大学の博物館で「歴史の糸ーグアテマラ・マヤ族の衣装と織物」という展示&トークショーに行ってきました。
グアテマラの村々の民族衣装をたくさん所蔵していることで有名なこの博物館ですが、数年前にここでグアテマラの衣装展があったそうで、、、
私は残念ながら行けなかったのですが、また機会があったら是非行ってみたい!!と思わせてくれるすごく有意義なイベントでした

このイベント、グアテマラシティの織物博物館「イシチェル民族衣装博物館」から講師を招待していてそのお話が聞けるとのこと

こういう機会はめったにない!!!とのことで、娘を旦那さんに任せて、久々のお出かけを楽しませていただきました。
グアテマラ、キチェ出身の友達と勇んでイザ出陣



私は普通の服で行くつもりでしたが、彼女に「こういうときこそウイピル(グアテマラの衣装)着ないでどうするの~!」と言われ、、、
私はめったにグアテマラの衣装は着ないのですが、着る!と決めたら、ワクワクそわそわ

どれにしようかな~~~!とマイコレクションの中から、あーでもない、こーでもない!と引っ張りだして来て、一人ファッションショーを楽しみました

その傍らで、娘は「お母さん、それ派手だねー!」と言わんばかりに、私を見つめておりました

そして、結局選んだのは、コマラパの衣装。
夜中、首周りをちくちく縫ったりして、、、ちょっと手直しを。
この赤いラインが特徴のコマラパの衣装。
けっこう派手かな?!と思いきや、下は普通のパンツを履いて、衣装の裾はちょっと結んでみたりしたら、いまどきのポンチョみたいになりました
意外とイケル
こんなエスニック柄のポンチョありそう、ってな感じでした
ウイピルを着ると気分も上がりますね!
私の友人もサンファンの衣装を着て参上しました
この黄色いラインが特徴的で、とってもキレイですよね。
イベント会場には東京家政大学が所蔵する衣装の数々が展示してありました

写真は載せることができないのが残念ですが、イシチェル博物館の講師の方も絶賛するほど、いいものを所蔵しているそうです。
その中で、特に目をひいたのが、タマウの衣装。
(画像お借りしました)
とっても素敵で、私もほしくなってしまいました。探してみようと思います。
そして、織が主流のグアテマラの衣装ですが、刺繍を施してある「サン・マテオ・イシュタタン」のものも、東京家政大学のものは本当に素晴らしかった!!
こちらは私もやっと探して手にいれたサンマテオのもの

もっと色合いの違うものも欲しいから、探し続けてみようと思います。
イシチェル博物館の講師の方から、ウイピルの移り変わりのお話しが聞けたのが本当に興味深くって、今では、流行に押されて、昔とは色見も全く違ってきてるそうです。
グアテマラの衣装は、村それぞれで異なるので、その村のアイデンティティを表していたものだったのが、今では、どの村のものでも、可愛かったら着てしまうとか。。。
そういうのを「パン・マヤ」と言うんだそうです。
そうだ!私のキチェの友だちもキチェの衣装じゃなくて、サンファンの衣装を着てた。。。。パン・マヤだね!って笑い合ってました

グアテマラの若い子たちは、もうウイピルを着ない子もたくさんいます。
ウイピルは織るのにすごく時間もかかるし、とっても高価なものだから、買えないから、手軽な洋服を買うんだそうです。。。
寂しいですね。。。

私たちにとっての洋服と同じ存在のウイピルだから、流行を追うな!というのも無理な話しですよね。
外から見ている外国人がウイピルの価値を認めて収集し始めるなんて、、、
そんなのもどうかと思うけれど、グアテマラの財産の一つである衣装を絶やさないために、グアテマラ国内でも何かアクションが起るといいな~と思います。
いや、もうすでに何か始まっていますよね

ウイピルを着ている人たち自身がその価値を認めて大切にしていってほしいな、と願います

このイシチェル博物館の講師の方もすごい気さくな方で、イベント終了後もお時間がない中、いろんなお話をしてくれました。
それもすごく嬉しかったです

私はこの博物館に行ったことがないので、次回グアテマラに行った際にはゼヒ行ってみようと思います
