メキシコからやってきた一級品☆アレブリヘス

メキシコ南部のオアハカにはいろんな民芸品がありますが、その中でもユニークで、大好きなのが『木彫り（ウッドカービング）・アレブリヘス』です

コパルという木の枝を彫りだして、動物や想像上の動物をモチーフとして作る木彫り。
継いだりしていない一本そのまま使って作り出す像が、アレブリヘスです

初めて見たときは、その色や形がキョーレツで、「なにこれー！」と思ったものです

今やこのウッドカービング（アレブリヘス）は、メキシコを代表するフォークアート

オアハカ近郊にはこのアレブリヘス村のようなところがあり、そこにたくさんの職人さんが住んでいます。



以前にもこのアレブリヘスについて書いた記事があります→コチラもどうぞ




先日、お客様からオーダーをいただいていたアレブリヘスが、メキシコから、や～～っと届きました！
注文してから１年です

作者は、ウッドカービング作家の中で世界的に有名なハコボさん。
彼の作品は、コレクターもたくさんいて、数万、数十万するものもザラです

この間のメキシコ旅行でもハコボさんの工房を訪れました。




木を切り出し、乾かして、彩色をする全ての工程で、約一年かかるというこの木彫り。
工房にもたくさんのオーダー品が所狭しとありました。





木を乾かすのに数ヶ月かかり、その後着色に入るのですが、見習いの若い女の子たちがたくさんいました。
なぜかみんなピンク色の服を着ていて、なんでかな？と思っていたら、この日はピンクの日！だったそうな
みんなで洋服の色を合わせているんだそうです。可愛いですよね





全てが手作業で手の込んだものなので、最低でも一年はかかります



そんな工房で作られたお客様のオーダーは、カメさんでした

つけられた名前は「考えるカメ」

ハコボさんの彩色は本当に細かくて、見ていてホレボレします
これこそ、職人技







まるで生きているかのようなリアルさ。
本当に、「人が描いてるの？」という緻密さで、見れば見るほど、惹き付けられます
腕や足の曲線の滑らかさの素晴らしさといったらありません




この目キレイすぎます

やはり、本物のアートは違いますね
一流アーティストのハコボさんの作品を見させてもらい、お客様には感謝申し上げます。

私もいつか、ハコボさんにお願いして作っていただけるように精進したい！と思います






そんなハコボさんたち、”Jacobo & Maria Angeles”お二人が、この夏、来日します～

いつもお世話になっている「さる屋」さんの５周年イベントで、なんとアレブリヘスの着色体験ができるんだそうです

『BONITA OAXACA』





一流アーティストに教えていただけるなんて、そんな機会は滅多にあるもんじゃないです


期間は、６月３０日（木）～７月５日（火）まで。
場所は、表参道 gallery ni modo


詳しくはコチラまで


私も参加したい～と思っています
ぶきっちょでも、ちゃんと教えてくれるから大丈夫だそうですよ
このイベントにお手伝いにも行く予定です

今からワクワクドキドキの楽しみなイベントです
お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね～












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