グアテマラ、アンティグアでお世話になっているインディヘナ(先住民族)の家族が何家族かあって、そのつきあいはもう10年以上

私がお店を始めるキッカケになったのも、彼らが民芸品を売っていたから、というのがあります

その家族のお母さんたちは、もちろん織物ができます

お母さんたちの織る素晴らしい織物に魅せられて、グアテマラ好きな今の私がいるのだと思います

今回のこの旅でも、いつもと変わらず温かく接してくれて、感謝

そんなお母さんとアンティグアのメルカド(市場)へちょっと用事に出かけました

ひろ~いメルカド(市場)の中もお母さんと一緒なら、どこへでもスイスイ

でも、すぐに人ごみに紛れて、お母さんを見失いそうになる私を、にこやかに待っていてくれます


いつもなら、お家に招待してくれて、食べたいご飯を作ってくれるお母さんなのですが、今回は短い旅だったので、お家にお邪魔できませんでした

そんな私たちをメルカド(市場)の食堂に連れて行き、まだ食べることができていない大好物のペピアン(グアテマラの郷土料理)を味見させて、「この子たちが来たら、まけてあげてよー」なんてお店の人に言ってくれたり。。。
子供用のおもちゃの車を見た私が「あれっていくら位するんだろう?」とお母さんに聞けば、お店の人に聞いてくれる。買う気もないのに

カクチケル語という彼らが使っている現地の言葉に興味を持った私たちに、娘の教科書を貸してくれてコピーさせてくれることになり、コピー屋さんへ一緒に行けば、「ボニート(キレイ)にコピーしてよ~!」とお店の人に言ってみたり

一緒に、ポーヨ・カンペーロ、日本で言うケンタッキーフライドチキンのような庶民に大人気のお店に行って、私が「このお店のお皿ほしぃ~♪」と言えば、お店の人に交渉してくれる

ホントにお茶目なんです

いつもいたずらっ子みたいに、ちょっとウィンクしながら、「聞いてみよ!」と言ってくれるお母さんは、心強い存在です


いつも私が一緒に遊んでいるお母さんの娘がアメリカに行ってしまったので、今回はお母さんとよく話しをしました。
あんまり商売っけがないのですが、私のほしいという商品を一生懸命探してくれたり、食べたいというものを探して、食べさせてくれたり。。。

その食べたいものの内の一つ、タユーヨ

トルティージャの中にフリホーレスという塩のあんこのようなものを挟んで焼いたおやつ


このタユーヨも売り出される時間帯があるようで、私が食べたい!と言っていたら、メルカド内であちこちで聞いてくれて、結局見つからなかったのですが、後日食べさせてくれました

このタユーヨ、ホントに美味しいんですよ~

素朴な味わい。トウモロコシのトルティージャにちょっとしょっぱいあんこが合うんです

お母さんの孫も大好き、タユーヨ


地元の人と行くメルカドはまた楽しいです!
売ってないかも?なんて思うものも現地の人に聞くと見つけてくれます

今回もお母さんにすごくお世話になって、グアテマラの可愛いものを仕入れることができました

「今度来るときは、ホテルなんかでお金使わないでうちに泊まりなさいッ」とお母さん

ホントに嬉しい旅になりました

やっぱりグアテマラってあったかい

ありがとう、グアテマラのお母さん




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