最近、私の中で人気急上昇中


みなさん、螺鈿ご存知でしょうか?

螺鈿とは、貝柄の真珠質の虹色の部分を切り出して、木地や漆地にはめ込んで作られた製品のことを言います。
私が、螺鈿と聞いて、パッと思い浮かぶのは、中国や韓国の貝殻を埋め込んだタンスやテーブル。
高価なんだろうけど、自分の生活とはかけ離れているし、ちょっと古くさい感じがして、今まで全く興味がありませんでした

調べてみると、奈良時代に、螺鈿が日本に入ってきたとか。。
大昔から日本人にもなじみのある手工芸なんですね

毎年開催されている「正倉院展」で見ることができる宝物にも、この螺鈿細工のものが多くあるようです。


螺鈿紫檀五絃琵琶
螺鈿がびっしりと入った琵琶。
この神々しさ

昔の人たちが、螺鈿細工を高級品として扱っていたということがわかる作品です

全く興味のなかった私がどうして螺鈿に興味を持ったかというと、メキシコの螺鈿の使い方にビックリ

メキシコ独特のセンスに惹かれたからでした

昔ながらの古き良き螺鈿細工とはちょっと違うメキシコらしいカラフルでポップな螺鈿細工



メキシコにかかるとこうなるわけです



México Mágico





こんな螺鈿なら私も持ってみたい!!とかなりメロメロに

貝がキラキラ光ってキレイですよねぇ

人工的ではない自然の貝の発するキラキラって何とも言えなくて、見ているだけで、癒されます

今回のメキシコ旅で、この手鏡の制作者、イダルゴのマリオさんに直接お会いして、お話を伺うことができました

貝殻の虹色に光る部分を使って、「蝶々や小鳥の形を切り出すのに一時間かかるんだよ!」と。。

一体、ひとつの鏡を作るのに、どのくらいの時間がかかるのか。。
前もマリオさんの鏡を数点ショップに出していたのですが、すぐに売り切れてしまいました

今回は、色もパワーアップして揃っています

今度こそ、売り切れる前にどれか自分のにしよう!!!と思ってます

そして、今回新たにお願いしていたのは、この鏡を入れるポーチ

イダルゴは織物や刺繍などの手工芸が盛んな場所なので、その可愛らしい柄をとりいれてポーチを作ってもらいました~




このゆる~い動物たちってば~


もちろん、一点一点ハンドメイドです

この可愛さにやられました

メキシコ人にしては、長身でがっちり体系のマリオさん。
とっても柔らかいお人柄で、終始ニコニコしていました

いい職人さんと出会うことができて良かったです

そして、今回、ちょっと変わり種のメキシコのオイルクロスも入荷しています

オトミ族の刺繍がプリントになりました!
ちなみにオトミ族の刺繍はコチラ


この刺繍をもとに、プリントされたオイルクロス!
なかなか可愛いですよね




けっこうしっかりした素材で、重さもあります。
汚れても拭き取れるので、メキシコでは、テーブルクロスなどに使っているようです


このクロスの裏側にメキシコの地図がうっすらと。。こんなとこまでニクいね

このクロスを使って、バッグやポーチを作っても可愛いと思います

レトロな感じのメキシコも、大好きです

全て、アルテサニア・マヤにUPしています。
お時間のあるときに覗いてやってくださいませ



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