マルちゃんたちと過ごした数時間はあっという間に過ぎ去り、明るいうちにアンティグアに帰るなら、もうおいとましなくちゃ、、、、

マルちゃんは、いつのまにか昼シャワーして、髪の毛も洗いたて

違う民族衣装(ウイピル)に着替えてくれていました

白石さん曰く、「マルタ、ちゃんとよそゆきのウイピルに着替えてるよ!」
送ってくれるために、着替えてくれたなんて、可愛いね

せっかく市のたつ日だったので、一緒に市の見学も行きたかったけれど、、そんな時間もなく

マルちゃん家族とお別れをしました。
ほんのちょっとしかいなかったのに、なんだか本当に寂しい

マルちゃんと一緒に、トウモロコシ畑の間をテクテク

途中、細い山道を下るのに、びびりながら、歩いて行きました

グアテマラの大地ってやっぱり気持ちがイイ


途中見えたアティトラン湖
とっても落ち着いていて、小学生なのに、すっかり大人のセニョリータという感じのマルちゃん

グアテマラでは、「誘拐」なんて物騒なこともよくあるので、マルちゃんの帰り道が気がかりでならない私


途中、お金持ち風の車が私たちの横をすりぬけて、怪訝そうな顔で私たちを見ていました。
「なんで、インディオが外人と歩いてるの?」みたいな顔

※「インディオ」は先住民を侮蔑した言い方。「インディヘナ」と言うのが一般的。
道の先に、グアテマラの子供を養子にする施設があるという。
そこへアメリカや外国から、子供をもらいに訪れるのだそうです

そういえば、友達のグアテマラ人(非先住民)のお父さんから、
「インディオと一緒に歩いてるんじゃないよー!」
と言われたことを思い出しました。。
私にしてみたら、インディヘナ(先住民)もラディーノ(非先住民)もないから。
みんな同じく大切な人たちなんです

同じグアテマラ人なのに、差別の心、まだまだ根深いものがあります


ソロラのおじさん。ソロラでは今でも男性が民族衣装を着ています。
ラメ入りでカッコいいんです!
マルちゃんは大丈夫というけれど、もうここでお別れ

また遊びにくるからね!今度はもっと長くいるよ!
あんまり言葉をかけることはできなかったけれど、マルちゃんを応援する一人でいるよ!って伝わったかな。。

帰りは、シャトルバスなんてないので、庶民の足「グアテバス


久々のグアテバスでアンティグアまで、ってちょっと緊張~!
ロス・エンクエントロスまで、白石さんがタクシーで送ってくれました

ありがとうございました

ここで、グアテバスに乗り込み、そのあと、チマルテナンゴでアンティグア行きに乗り換え!!!見逃さないようにしなくちゃ!と

その途中、テクパンという街の入り口で、乗客を待ってバスが止まってる間に、事件はおこりました

私は、道路側に座っていました

バスンっ!!って何かがぶつかった音。
そして、ホイールみたいなのが、飛んできました


え???何???
と思うと同時に、バスに乗っていた乗客全員が、左側の窓にはりついていました

なのに、バスは発車

事故だ!!!
バスが動いたので、後ろを振り返ってみてみたら、、、
道路に、おじさんが仰向けに倒れていました

どうも、そのおじさんはバイク(もちろんノーヘル)で、猛スピードで道路を走ってきたら、私たちのバスの前から、止まっていた車が道路へ出ていき、バイクと車がぶつかった模様。。。
「もしかして、死んじゃった??」
と隣の席のおじさんにきいたら、「死んだよ。。」と

そんな。。
でも、私たちのバスで見えなかったんだよね?
なのに、普通に発車しちゃっていいの?

こんなところで、救急車なんてすぐにくるとは思えないし。
でも、助かったことを祈りながら。。。。
その後の、バスの中は、その事故のことでもちきりでした



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