歩行者天国が２７年ぶり復活
名古屋市、９月１８日から試験実施へ
名古屋市の商業の中心地、中区栄地区にかつてあった歩行者天国が９月１８日から、２７年ぶりに復活する。今回は試験実施で、１１月半ばまでほぼ毎週日曜日に行い、来年４月からの本格実施を目指す。
区間は大津通の栄―矢場町の両交差点間の南北７００メートル。自転車など軽車両も入れない。地元の商店街振興組合や町内会が「南大津通歩行者天国協議会」 をつくって中署に働き掛け、許可を得た。勝田明会長（７９）によると、同じ区間で１９７０年から１５年間、日曜ごとに実施していたが、車の通行量増に伴い 中止となった。
５年ほど前、名古屋駅周辺に大型の商業施設が次々にオープンし、客足が名駅に向かうように。勝田さんらはこれに対抗しよう と、ホコ天復活を目指すことにした。途中、東京・秋葉原の歩行者天国での無差別殺傷事件で活動中断を余儀なくされたが、昨年秋以降、再び活動を始めた。
「名古屋まつり」でもともと交通規制がある１０月１６日を除き、９月１８日～１１月１３日の日曜の正午から夕方まで実施。歩行者数や周辺道路の渋滞、ごみポイ捨て状況などを検証し、本格実施するかを決める。
（中日新聞）
素敵な話です♪