映画のような、すごい３人
2011年7月23日
最近、あまりにも慌ただしい日々が続いたので、ちょっとリラックスしようと映画を観に行きました。台風のさなかに行ったので、映画館はガラガラに空いていました。
いま話題になっている『ハリーポッター』と、宇宙人がやってきて人間を狩っていくSF映画の２本です。SF映画は、まあ何というか、アメリカ映画らしかっ たですね。観ているときは、手に汗握る・・・ハラハラドキドキ。でも観終わると、ほとんど心に残らない。もうタイトルすらも忘れてしまいました。
それに対して、ハリーポッターは期待通り・・・よかったですね。ストーリー展開が見事で、時々奥深いセリフもあり、過去の作品に比べると、一味違いました。
僕が今まで観た映画の中で最も心に残っているのが、ジャン＝シャルル・タケラ監督の『Ｃ階段』。フランス映画です。パリのアパートのＣ階段沿いに住む人々 の織りなす人間模様を鮮やかに描き出した秀作です。人間愛に目覚めた主人公が見せるラストシーンの開放感が、もうたまりませんでした。学生時代にこのビデ オを借りて、自室で夜に観たのですが、観終わっても涙が止まらず、朝までずっと泣いていました。いつかこの映画を観て感動した女性と結婚しよう・・・と 思ったものです。妻にはまだ観てもらっていませんが。（笑）
ところで、最近、たて続けにすごい方々とお会いする機会がありました。中でも特に印象深い方は、徳洲会・理事長の徳田虎雄氏、キャセイ産業㈱社長の大島修治氏、そして、環境問題評論家の船瀬俊介氏です。この方々とお会いできて本当によかったです。
徳田虎雄氏は、「生命だけは平等だ」の理念のもと、日本全国に数多くの病院施設を展開し、政治家としても活躍されてきた方です。ご病気のため、入院されている病院で１時間ほど面会させて頂きました。
「人生は苦しいことが多いほど豊かになる。神はぼくをもっと幸せにするためにこの病気を与えた。」
徳田氏から大きな感動と大変有益なアドバイスを頂きました。本当にすごい方でした。
大島修治氏は、バリバリの凄腕経営者という印象で、これまで数多くの事業を手掛けてきた方です。15年前、会社に押し入った暴漢にガソリンをかけられ、全 身火だるまにされました。全身の６割が重度の火傷。５度の危篤状態と十数回の移植手術を乗り越えて、不屈の精神で再起されました。２度目の人生で「良い人 間関係をつくることが幸せの源である」とおっしゃる大島社長。事件当日を命日そして新誕生日として、使命感に燃えて新しい生き方に挑戦されています。
大島修治氏と
船瀬俊介氏というと、『買ってはいけない』（週刊金曜日刊）という本を思い出します。著者の一人です。温暖化などの地球環境問題、シックハウスなど健康問題、さらに文明論的視点から、鋭い建築批評を展開するジャーナリストです。
先日、お会いした際には、
・原発問題の真相と、原発に変わる新しい発電技術。
・ガン検診で、ガンになる。くすりはリスク、飲んではいけない。
・食事を半分にすれば、２倍長生きできる。
など、僕一人に対し、３時間以上も講演してくださいました。
船瀬俊介氏と
そういえば、一昨年に続き、またアメリカで講演することになりました。
今回は４ヶ所から依頼されました
。
９月１７日（土）．．．サンフランシスコ（午後） と サンノゼ（夜）
９月１８日（日）．．．ロサンゼルス（トーレンス）
９月１９日（月）．．．フレズノ
前回は３つの都市でお話しさせていただき、いろいろな方々と交流できました。そのときに、特に印象に残ったことを小冊子「しあわせへの気づき」の冒頭で紹介させていただきました。
今回もまた、映画のような出会いがあるかもしれません。９月の訪米が、心から楽しみです。
素敵な言葉を 使い続けると 素敵な世界へ
導かれるのですね。
ありがとうございます。