だいじょうぶ だよ 

  僕は 強いからね


どんなときでも

  笑顔で居れるからね


泣きたくなるほど 哀しいことって 何だっけ?

  僕らには 薄れた感情。

だから気にもしないで歩いていける。


泣きたくなるほど 嫌なことって 何だっけ?

  僕らには 忘れた感情。

だけど見えないとこに溜まってく塵のように降り積もる。

 哀・・・鬱・・・  ―ほら


だいじょうぶ だよ
 
  上手に歩けるよ

じゃないと僕は 邪魔な子だからね


精一杯 背伸びして 立派なフリして歩いてみたよ。


 いつの間にか 消えた弱さ。 僕からも見えないとこに隠して。




だいじょうぶだよ

  鬱な感傷なんて 忘れたよ 冷めた僕。

だいじょうぶだよ

  笑う感情なんて 忘れたよ 醒めた僕。


大丈夫だよ
  
  消えた星を 追うほど子供じゃないよ。

大丈夫だよ
 
  見えないものを信じるほど子供じゃないよ。


だからもっと 裂いて 切り裂いて

 傷をえぐって 引き裂いても―


 僕の傷には 届きはしないから
 
    ―だから 大丈夫だよ。