四国八十八ヶ所霊場 第1番・竺和山一条院霊山寺/第2番・日照山無量寿院極楽寺 | 日々の暮らし

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皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
 
四国八十八ヶ所霊場の第1番は竺和山(じくわさん) 一乗院・霊山寺。御本尊は釈迦如来。宗派は高野山真言宗です。徳島県鳴門市にありJR高徳線・坂東駅から徒歩15分。駐車場は無料になります。
 
ご近所からは1番さんの呼び名で親しまれているそうです。1番札所とあって納経所では遍路用品を取り扱っており、必要なものはすべて揃える事が出来ます。大きな山門はこれから遍路がスタートするんだなぁと改めて気持ちを引き締められる思いにさせられます。
 
 
入ってすぐの所には池がありました。
天平年間(729から749年)に聖武天皇の勅願により行基が開いたお寺になります。西暦815年・弘仁6年に弘法大師が自ら釈迦如来を彫って御本尊にしました。その御本尊も秘仏になっており開帳はされないとの事です。一説によりますと弘法大師がこのお寺を開いた時には1人の老師が仏法を説いており、その周りには何人もの弟子たちが取り囲んでおりました。その様子が天竺、現在のインドの霊峰・鷲峯山(じゅぶさん)でお釈迦さまの法話を菩薩様たちが聞いている様子とそっくりだった事から、和国(日本)における天竺の霊山と言う思いを込めて、竺和山と言う山号にしました。
 
そして第2番は日照山 無量寿院・極楽寺。こちらも宗派は高野山真言宗で御本尊が阿弥陀如来。
 
 
 
 
 
 
 
朱塗りの仁王門がかなりのインパクトを醸し出しています。御本尊は弘法大師が21日間の修行の末に感得した阿弥陀如来と言われ、そのお姿を刻んで安置されました。眩いばかりのものすごい光を発する阿弥陀さまだったそうで、その光が遠く鳴門の海にまで届き、漁師さんたちがその眩しさで仕事にならなくなってしまいました。それを防ぐ為に本堂の前に小さな山を築き光を遮る事にしました。その伝説が山号の日照山の由来になりました。
 
こちらは弘法大師が植えた長命杉で樹齢1200年。紅白の綱を引くと感じる人は感じる・・・らしい・・・。相方さんも私も・・・全く何も感じなかった(笑)(笑)おいでおいでガーンガーンどれだけ鈍感なんだか(笑)。その他に安産大師と言って安産の御利益もあります。昔々、その昔、妊婦さんが安産祈願で四国遍路に行きましたが、その巡礼を始めた途端に産気付いてしまいました。苦しむ最中にその妊婦さんは弘法大師の声が聞こえ、そのお告げに従い八十八ヶ所を参拝し続けて見事に結願を果たし、帰宅してから元気な男の子が生まれました。お母さんも赤ちゃんも無事で良かった晴れ。その逸話から安産の御利益があるとされています。2番極楽寺は1番霊山寺から徒歩で行くと・・・門前の交通量の多い県道を西に向かい一本道で迷う事なく行けるようで、焼く1.4km、所要時間は30分。車も同様に同じ道を進み3分ほどで到着。公共交通では霊山寺前バス停から徳島バス板野駅南行きで5分、2番札所前下車です。
 
 
今日からボチボチではありますが、四国霊場の紹介が出来たらなと思います。何分、素人がたくさんの写真を撮りましたので、上手く行かない事も多いと思いますが、皆さんの広い心でお許しくださいませ。
 
桜の花びらを踏みしめながら歩いて来ました。今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。