皆さん、こんにちは。サザエでございます。今日もお忙しい中、サザエのブログにお越し頂きましてありがとうございます。
72回目の終戦記念日を迎えました。8月6日の記事に登場した少女のお話の続きです。
少女は、その日はお昼に大切な放送があるからと、近くのお寺に集まるようにと言われました。時間になって親戚の人やお兄さんと一緒にそのお寺の境内に向かいました。
時間を迎え、係の人がラジオを付けてくれました。ラジオからは天皇陛下の声が聞えて来たそうです。でも、正直・・少女は何を陛下が仰っているのかわからなかったそうです。恐らくその場にいた子供たちや若い年代の人たちはそう思っていたと・・。でもそれを言う事は許されないと思っていたので、大人しく聴いていました。ようやく放送が終わった途端、1人のおじさんが泣き崩れたそうです。そしてもう1人のおじさんは安堵したように“戦争が終わった。日本は戦争に負けたんだ”と。安堵しつつも悲しそうに教えてくれたそうです。
少女はこう感じたそうです。もっと早くにあと10日早かったら、広島や長崎で大勢の人たちが原爆で苦しみながら亡くなって行かなくても済んだのに。少女も戦争が終わりホッとしたと同時にその事がとても悲しかったそうです。
今日は72回目の終戦の日。今、とある国の核兵器使用が報道を賑わせています。それを考えると本当に辛いです。サザエは話に聞いた事しかありませんが、それでもやっぱり戦争は嫌だ。
どうか核の元の平和では無く、世界のみんなの穏やかな心で戦争を無くしてもらいたいです。
サザエ拝