子宮頚がんの9価ワクチンが打てるようになった

疾患を予防する選択肢が増えるのは良いことだよね
 
 
というかこのHPVワクチンについては前から疑問に思ってたことがある
HPVは性交渉で感染する確率が高いから性交渉未経験の内に打つことが予防率を高くする為には望ましいっていうのは分かる
公費で無料になるのはその可能性が高いうちということで年齢が随分若い間に限定されてるのもまぁ財源は無限ではないからとは思う
私が疑問に思っていたのは主に20代以降、特に30代以降や40代についてワクチンと年齢について情報のアナウンスがある時に多くは性交渉経験者でもある程度の効果は望めますといった論調であること
いや私が知りたいのは性交渉未経験であれば年代関係なく高い予防効果が望めるのかってことだよ
何故それはどこにも書かないの?
何故30代以降の情報提供は性交渉経験者が中心なの?
 
好発年齢は昔より下がったとはいえ子宮があれば40代、50代はもちろんのこと一生かかる可能性がある疾患な訳で
30代、40代で性交渉未経験でも、その先に性交渉を経験する可能性がある訳で
だったらもっと30代以降の性交渉未経験者に対してもアナウンスしても良くない?
性交渉経験者でも効果は一定あります、また性交渉未経験者であればより高い予防効果が望めます、とかさ
 
大人なんだから自分で考えて決めろってまぁそうなんだけど、ワクチンとかって個人の自由ってだけで無く公衆衛生の面が強いんだからそこは効果ある人には発信してよと思う
 
 
性交渉経験の有無や時期が偏見や差別に繋がるって恐れ過ぎてるのかな?
それとも分からないことが多いのかな?
性交渉未経験であれば公費で打てる年代の方と同程度の予防効果が望めるの?とか
それとも加齢によって予防効果は低下するの?とか
 
 
いや良いのよ、ワクチンが性交渉をしそうだなって思ったらサッとクリニック行って5000円位でチクッと打てばその日の夜から予防効果を発揮してくれるなら
そうじゃないじゃない?
複数回打たなくちゃいけないし高額だから支払う覚悟いるし
性交渉するかもって時に、あー!打ちたかったのにー!と思っても遅いことあるかもしれないじゃん?
 
とか言って42歳の私は公費で打てる年代ではないから打つなら自費だったんだけど30代以降の性交渉未経験者に対するアナウンスが殆ど無いことに悶々として結局打たなかった
まぁ性交渉経験するかも⁉︎みたいな場面も一度もなかったけどね
 
 
いずれにしても私は子宮と卵管全摘出したから子宮体がん、子宮頚がん、卵管がんの可能性はもう無いんだけどっていうか、がんになってなくても別の疾患で全摘出することを選んだけどさ
 
若年から老年まで発症の可能性があって性交渉がキーになる疾患だけに経験の有り無しそれぞれにおける偏らない情報提供で選択肢を増やして欲しいなーと思う