新潟-東京を活動拠点とするピラティストレーナー
PHI Pilates 小山真矢子です


先日、
学んでいる「易学」の研究会に初めて参加させていただきました。


易とは、一言で説明は難しいのですが、
教科書から一部抜粋させていただくと、

「人生を歩む中、いろいろと遭遇する事態に対応すべき
 六十四通りの方法を教えるもの」

【修身の書】とあります。


陽「━」と陰「- -」の組合せで八卦と言う形が出来て、



さらにそれを二つ重ねて六十四卦が出来上がります。




この六十四卦にそれぞれお話があり、
(そこから更に六つの爻というシーンに分かれます)

筮竹という竹の細い棒を使って、
状況がどのお話に当てはまるのかを易の神様にお尋ねします。


これが「易占」、占いとなります。


占いと言うと、そんなものに依存するのは良くないと思う方もいるかと思います。

が、
占いの中でも易は依存するものでもなく、

むしろ、
ダメなものはダメ、なぜダメか悪い行いなどを教えてくれる。

良いものは良い、でも時には気をつけないといけないことも気づかせてくれる。

だから自分の願いを易で占ってみた時に、
神様から良い行いや考えだと認めてもらえることは結果は良くなるし、

間違ったことや自分勝手なことだったら結果はダメと出ます。
依存してる場合じゃないのです。笑



何と言っても六十四卦のお話は、帝王学であり、
大切な行い、行動、考え方などを教える学問。

そして六十四卦は、漢文で書かれています。

高校生の頃、漢文の授業は大好きで、
テストも常に90点以上だったのが今に繋がってるのかなとも思います。
(その分、英語は赤点ギリギリをさまよってました~涙)


私は、そもそも占いがしたいと言うよりも、
この易経という帝王学を学びたくて易を始めました。

2年経ち、今は3年生です。笑

帝王学としての理解はまだまだ全然足りませんが、
占いは出来るように☆
(まだまだ自分のこととか、簡単なことくらいですけど…笑)



そして3年生になってようやく、
私の先生の更に先生、大先生の主宰する研究会に
参加させていただくことが出来ました☆


会場は孔子様のいる湯島聖堂。


(逆光でよくお顔がわからない…笑)


研究会の内容は割愛しますが、

とにかく、
先輩方にまじってひよっこ3年生は目からウロコやら、
驚嘆やら、
感動しっぱなし。


そして何より、
今まで私はこの易を学んでいながらもすごく受け身だったんだな~と気づき、
もっと能動的に積極的に易の教えを表に出してやらなくちゃと感じました。



易から「中庸」であることの大切さを
ピラティスからは「ニュートラル」を

実践できるように、また、伝えられるように。

いつか本当に、
ピラティスと易の融合を形にしたいです☆