東京でお仕事させていただいているピラティススタジオB&Bで、
スタッフ研修の一環として先週から栄養のお勉強が始まりました。

丸1日の講義を5日間かけて学び、
日常生活でも実践しながら、
まずは2つ星の 『栄養コンシェルジュ®』 を目指します☆


これまで少しずつではありますが様々な栄養学を学んできて、

様々な情報が溢れるなかでどこを柱にしたらよいのか、
どこのがお客さまに安心・納得の知識を伝えられるのかと、

正直迷っていました。


その中で、少し前にこの 『栄養コンシェルジュ®』 を知り、
それからずっとこの勉強をしたいと思っていたので、
(勉強したいと思っても、先立つものが必要ですからね。汗)

今回機会をいただいてようやく学べることは、とてもありがたいです☆


そして初っぱなの第1日目

『身体に合わせて栄養を選択する』

という言葉が なるほど!と思いました。


「美味しいお料理を食べたい」

それは食べることが好きなら、誰もが思うことで、
たとえば、

「今日の晩ごはんにはこれが食べたいから、材料を買いに行かなくちゃ…」

って流れがこれまでの思考です。


それを逆に、

今、自分に必要な栄養を選択して、
その栄養を含む食材の中からいくつかチョイスして、
それらをどんなお料理にしようかな?
どう料理したらおいしい物ができるかな?

という方向からお料理を考えられるようになったら、
身体にとって、もっと豊かで美味しいものになるんですね♪


とはいえ、たまにはジャンクな物も食べたくなりますが、
ジャンクな物でも
「これを食べるには、どんなことに気を付けたらいいかな?」
「こっちと、こっち。どちらの方がまたマシかな?」

などと選択のしかたを知ることが出来ます。


また身体の状態や、健康か、病気か、筋肉を増やしたいか、ダイエットしたいか、リラックスしたいかetc.
などによって、

食事のタイミングや食べる順番を工夫したり変化させることで、
その食事の効果がまったく変わってきます。
(※病気の場合はお医者様の指示をきちんと受けましょう)


= 豆知識 =
「便秘の時には、食物繊維!」と思われがちですが…
そうとも限らなず、より助長する場合もあります。
またご存じの方も多いですが、
食物繊維には〔水溶性食物繊維〕と〔非水溶性食物繊維〕とあり、
便秘の状態によっても使い分けると効果的となります。


そんなことも、この栄養コンシェルジュの中では学んでいけます☆



そして2日目が終わった現在、
普段の自分の食事が『何ポー』あるか?ということを調べてみる実践が課せられました。


ポーって何だ?って思いますよね。笑

ポー =(イコール) ポーション

栄養コンシェルジュでは、80kcal(カロリー)を1ポーションとして、
食事をぱっと見て何ポーションかをすぐに計算できる力が身に付きます。
(私にも身に付くのかしら…汗)


そうすると、カロリー調整が簡単に出来るだけでなく、
同じカロリーを摂取するにも、
どの栄養でそのカロリーを摂取しようか?という選択も分かりやすくなります。


この栄養コンシェルジュが出来た背景には、

健康診断で何か引っかかったり病気になったりして初めて、
管理栄養士さんから食事指導を受けたりしますが…

でも本来はそうならないことが必要で、

読み書きや英語・算数・理科・社会などの勉強については学んでくるのに、
生きるため、身体を養うための栄養については教えてもらわないままという社会の状況を何とかしようというようなことがあります。


そしてそれは「運動」にも同じことが言えて、

体育の授業で跳び箱を飛ぶ、鉄棒で逆上がりをする、
50m走でタイムを測るetc.
といったことはやっても、

どのような身体の使い方をしたら高いところを飛べるのか、
身体のどこをどう使ったら逆上がりで鉄棒に身体を引き付けておけるのか、うまく回転させられるのか、
足運びをスムーズにするにはどう動いたらいいのかetc.
までは教わりません。
(今では体育の塾みたいなものもあるそうですね!)

そのまま大人になり、
子供以上に運動の機会が少なくなり、

姿勢の崩れ、歪み、不定愁訴へと繋がったり、
趣味で始めたスポーツで身体を痛めたりとなる。


だから、身体の使い方や正しい姿勢を知ることのできるピラティスを伝えることがしたいと思い、今の私があります。


それと通ずる栄養コンシェルジュで学ぶことで、
「身体の使い方」だけでなく「身体の作り方」もしっかり伝えられるように、

豊かな食事を伝えられるようになりたいと思いました。