常世之国異常ナシ
@桜前線異常ナシ
唄:祇煉
巡り巡る卯の月夜
桜の花が散る頃に
霊を引き連れては 奇怪
現(うつつ)抜かしては懈怠
東から西にかけて
満ちて欠ける円を眺める
その幽かな光に照らされた
この僅かな百物語
迷いの念に引かれ
ふらふらと道を見失う
思い出を掻き分けては
ただひたすら君探して
いつか いつか
桃源郷を望むのか
この身はまだ業が深すぎるらしいようで
極楽浄土ハ異常ナシ
この枯れた体は塵のように舞い散って
遠く遠くに見える面影探しては
目を閉じる
やがて時は廻って
手紙ばかりが増えてゆく
壊れた常世に融け出した
感情だけが爛々
消えゆく空の色
忘れないように刻み込んで
盲目 生き倦ねる
何が何だか分かりゃしない
闇夜の中で
灯りを求むには
私はもう時間が残っていないようで
無間地獄ニ異常ナシ
この欠けた心を陽に晒し問いかけて
蒼い蒼い空に面影見出だして
手を伸ばす
さあ
散り往く桜吹雪
その一つ一つを数えて
常世之国モ異常ナシ
咲いた 裂いた
嗚呼綺麗奇怪
もう戻せはしないけど
僅かだとしても
記憶を辿り
文をなぞって
先立つ影に笑いかけ
赤く 紅く
狂い咲け
@桜前線異常ナシ
唄:祇煉
巡り巡る卯の月夜
桜の花が散る頃に
霊を引き連れては 奇怪
現(うつつ)抜かしては懈怠
東から西にかけて
満ちて欠ける円を眺める
その幽かな光に照らされた
この僅かな百物語
迷いの念に引かれ
ふらふらと道を見失う
思い出を掻き分けては
ただひたすら君探して
いつか いつか
桃源郷を望むのか
この身はまだ業が深すぎるらしいようで
極楽浄土ハ異常ナシ
この枯れた体は塵のように舞い散って
遠く遠くに見える面影探しては
目を閉じる
やがて時は廻って
手紙ばかりが増えてゆく
壊れた常世に融け出した
感情だけが爛々
消えゆく空の色
忘れないように刻み込んで
盲目 生き倦ねる
何が何だか分かりゃしない
闇夜の中で
灯りを求むには
私はもう時間が残っていないようで
無間地獄ニ異常ナシ
この欠けた心を陽に晒し問いかけて
蒼い蒼い空に面影見出だして
手を伸ばす
さあ
散り往く桜吹雪
その一つ一つを数えて
常世之国モ異常ナシ
咲いた 裂いた
嗚呼綺麗奇怪
もう戻せはしないけど
僅かだとしても
記憶を辿り
文をなぞって
先立つ影に笑いかけ
赤く 紅く
狂い咲け