さて新婚旅行10日目です。
昨晩からサンフランシスコ空港に野宿しています
本日無事帰国できるのでしょうか!?
ガクブルのサンフランシスコ空港での一夜が明けて、
賑やかな朝が来ました
ANAのカウンターが空くまでとりあえず待つしかないのですが、
時間を持て余していたので、ネットで一番早い便の空き状況を検索したところ…
ん!?
1席しか空いてない!!!!!!!!
新婚旅行なのに別々に帰るしかないのか!!!???
クリスマス前だったので、
皆ホリデー休暇って感じで日本に遊びに行ったり、駐在の人が日本に帰ったりするのでしょう。
「別々に帰らないといけないのかなぁ」と言う私に対し、
「まぁ仕方ないんじゃない。今日中に帰れるだけマシやで」と冷静な夫。
まぁそうなんですけど…。。。
ANAのカウンターが空きそうになったので、とりあえず並んで交渉開始。
アジア系のお姉さんでちょっと片言だったけど、日本語で話してくれて安心しました。
飛行機に乗り遅れたのは初めてだったので、とりあえずEチケットを見せ、
カンクンから出る飛行機が遅れて乗り遅れた事を説明。
すると上司っぽいお姉さんが登場。
上司っぽいお姉さんは、見た目はアジア系だったけど、日本語は喋れない感じだったので、対応してくれたお姉さんが通訳みたいな感じで間に入って喋ってくれた。
どうして遅れたのか、遅延理由を聞かれたので、
空港周辺の渋滞で遅れた、と言い、ユナイテッドから来たメールの
「空港周辺の渋滞でクルーの到着が遅れてるから、飛行機も1時間くらい遅れます」を見せたところ、
あー、なるほど、といった表情をされ、
その後色々と手元の機器を操作してくれたのですが、
私たちへの返事は、
「ここに電話してフライト変更してもらって」という言葉。
そしてそれとともに、電話番号が書かれた紙を渡されました。
えっ!電話!!!
海外で電話するの高いからイヤだったのに!!!と思ったのですが、
もうこうなっては致し方なしです。
夫と二人でひたすら電話をかけることにしたのですが、
繋がった先は…
あ…これ…このBGMは…
そうです、コロナで一度フライトが無くなった時、
そしてフライト変更を余儀なくされた時に
ひたすら何時間もかけ続けて、全然繋がらなかったあのコールセンター(?)でした
(その時の記録はこちら↓)
あ、これ全然繋がらないやつ…
って言いながらかけ続けたのですが、
まぁもちろん繋がりません。
繋がるまでリラックスできるよう配慮された、南国を思わせるBGMがひたすらエンドレスで流れるのですが、
前回同様だんだんイライラしてきます笑
1時間ちょっと電話したところで、夫が
「もうこれあかんわ。もっかい窓口行こうよ」と言い出しました。
コロナでフライトが無くなった時やフライト変更が必要になった時は、私は2時間くらい粘ったので
「でもさっき、ここに電話してって言われたやん。。。しかもまだ1時間くらいしか電話してへんで。前に電話した時は繋がるまでもっとかかった。」
と言ったので、それ以降もかけ続けたのですが、
それでも30分くらいして夫が、「やっぱりカウンター行こう!」
と言い、渋々カウンターに向かいました。
いつ繋がるか分からなかったので、カウンターに並んでる最中も私はずっと電話をかけてました。
そして電話は繋がらないまま、我々の番が来て、対応してくれたのは日本人の方!ラッキー
(カウンターがオープンしてから結構時間が経ってて、対応してくれるクルーの数が増えており、日本人が登場してた)
今までの事情を伝え、電話してるけど全然繋がらないことを説明したら、
日本人のお姉さんは、またさっきの上司っぽいお姉さんのところに相談に行かはりました。
「あ…。さっきもそのボスが登場して電話しろって言われたのよ…。これはやっぱダメやろな…」
と思って電話をかけ続けながら動向を見ていたところ、
ボスの方がまた機械を操作し、「ほら、これできないでしょ?」的な困ったような表情と仕草をしたのが分かりました。
海外の人ってボディランゲージが激しいから、こういう時、どう言う状況か離れて見てるだけで結構分かる笑
それを見て、「あ~あ、やっぱダメなんだー。。。」と思っていたのですが、
その後もまだ2人で機械の操作をチャレンジしてくれてるなと思っていたら、
ボスの方が「あ!できた!!」みたいな表情と仕草をしたので
「ん!?なんかいい兆し!!??」とちょっと期待してドキドキしました。
そしてちょっとしてから日本人のお姉さんが笑顔で戻ってきて、
「代わりのフライトが取れました!」
とのこと!!!!!
えっっっっ!!!!!!!
まじで!!!!!!!
夫と二人でめちゃくちゃ喜び、
「え、じゃあこの電話もう切ってもいいですか!!??」
「追加料金とかはないんですか!!??」
「フライトは2人一緒ですか!!!???」
と興奮して質問攻め笑
追加料金もなし、
フライトも一緒のやつで、しかも席はお隣りをご準備、とのこと。
まじで!!!!!!!!!!!
お姉さん天使!!!!!!!!!!!!
いやほんとに天使に見えました。
昨晩からのものすごい不安が全部吹っ飛んだ瞬間です。
ただ、1点申し訳なさそうに
「奥様の方はローカロリーミールをご注文されておられたようですが、ご準備ができない点だけご容赦ください」
とめちゃ申し訳なさそうに言われ、
いやそんなんどうでもいいですから!!!
帰れたらハイカロリーミールだろうが何だろうが文句言いません!!!ってな感じで
「全然大丈夫ですぅぅうう!!!!!」と返事しました。
いやー、ほんと良かったです。
朝にネットで空席見たときは、残り1席しかなかったのに、何故か隣どおしで席が取れた事は謎ですが。。。
電話かけたりしてる間にキャンセル出たのかな…
もう後はルンルン気分でそのままチェックイン、荷物を預けて、肩の荷がおりたって感じです
出国審査も手荷物検査も済ませ、
免税店でブラブラしてました。
サンフランシスコの可愛いTシャツとか色々あったのですが、
ここには疲れた思い出しかないので、特に何も買わず笑
そして定刻通り飛行機に搭乗。
代わりに用意してもらった席は、なんと窓際でした!
神か!!!笑
しかも3人席だったのですが、
離陸して早々、通路側のおじさんが、
座席のリクライニングかテーブルかが壊れてるとのことで、
座席を移動され、二人だけになりました…。
なんとラッキーな!!!!!
捨てる神あれば拾う神あり、ってやつでしょうか笑
機内ではもう安心やら何やらでぐったりして、
ひたすら寝てた事しか覚えていません笑
飛行機は無事、成田に到着ー
はぁああ~、日本に帰ってきたぁ~~
とめっちゃ安心しました笑
日本ではまだコロナ対策が厳しかったので(2022年12月時点)
なんか新しい勧誘かと勘違いするくらい大量の人から紙切れを受け取るよう催促され(コロナ関係の注意事項みたいなのが書いてあった紙だった)、
入国審査が電子申請お済の方はこっち並んで、って言われたり(まだ皆慣れてないから、電子の方が余計に時間かかってて、電子の方が時間かかるやん、って日本人の皆でブツブツ文句言ってた笑)、
まぁそんなこんなで無事帰国しました。
やれやれ。
後は伊丹へのフライト~と呑気に構えていたのですが、
なんとこの日はちょうど日本に強烈寒波が来ている日だったそうです
そしてANAのフライトなのに、ボーディングブリッジがなくて
バスで移動して一旦飛行場に降りてから乗るタイプ
ANAなのにピーチみたいに外出ないといけないの!?って感じでした。
後方座席からのご案内とかもないので、
バスを降りてから、機内に乗り込むまでめっちゃ時間かかって、
飛行場はビュービュー強烈なめっちゃ寒い風が吹いてるし、
ちょっと前まで夏に慣れていた体にはめっちゃ堪えました!!!!!
凍えて死ぬかと思った…
でもそんな中でも外人さんは半袖シャツで堂々と立ってたりして…
なんであんな体強いんですかね笑
こそっと風よけにさせてもらったぐらいです苦笑
伊丹までのフライトも意識なかったです笑
気が付いたら伊丹に向け降下してて「はぁあ、関西に帰ってきたわぁ」って感じでした。
後は空港バスと電車を乗り継いで無事お家に帰りました…
いや~、しかし長旅だった。。。
そして帰りのフライトは本当に大変だったし、強烈な思い出でした。。。
友達とか職場の人に、「新婚旅行どうだった~!?」と聞かれたけど、
最後がこの強烈な思い出だったもんで、
「楽しかったけど、色々あって大変だった笑」とこの帰国時の話をネタにしています笑
いつもトランジットは2時間から2時間半くらいに留めたいなと思ってきたけど、
これからは3時間か3時間半、4時間くらいあってもいいんじゃないかと思っています。
日本と違って海外の空港は結構時間潰れるし、楽しいし、
なんたって乗り継ぎミスだけは避けたいもんね!!!笑
全部で20回くらいに分けて書いてきた新婚旅行の記録でしたが、
ここまでずっと読んできていただいた皆様、ありがとうございました
皆さんの旅行の参考にしてもらえたら嬉しいです。
(実際に行ったのは2022年の事なので、ちょっと古い記録で申し訳ないのですが…)
色々あったけど、夫とは未だに「カンクン行きたいなぁ~」と言っているので
今はすごい円安ですが、旅行先を迷われてる方は是非カンクンに行ってみてください!
これ以降は引き続き、妊娠・出産ブログに専念したいと思います~
ありがとうございました!!!